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「光に向かって一歩でも進もうとしている限り

 人間の魂が真に敗北する事など断じて無い

 征け!! 手始めに世界を救うのだ!」

「憎み給え 許し給え 諦め給え 人界を護るために行う我が蛮行を

ブレングリード流血闘術999式 久遠棺封縛獄(エーヴィヒカイト・ゲフェングニス)」

概要

名前Klaus V Reinherz / クラウス・フォン・ラインヘルツ
年齢28歳
身長201cm
体重136kg
誕生日12月31日
血液型A型
CV新垣樽助(VOMIC) / 小山力也(TVアニメ)
血闘術ブレングリーード

世界の均衡を守る為暗躍する秘密結社『ライブラ』のリーダー。通称「クラウス」。ラインヘルツ公爵家(裏社会とは特に関わりがない表社会の名門)の三男坊(2人の兄と姉がいる)。十字架を象ったナックルガードを介し、対『血界の眷族』特性・『滅獄の術式』が付与された血液を武器に闘う『ブレングリード流血闘術』の使い手。獣の生命力と鋼の精神力で武装した人界の守護者。世界有数の超人が集うライブラに置いても『最強』の称号に相応しい人物。

鋭い三白眼と眼鏡に、口を閉じても目立つ下顎の犬歯が特徴で顔が怖い。

口調・態度は二枚目の紳士だが、その怖い顔で大損している。

人柄は誠実で木訥。良家の育ち故か世間慣れしてない面もあり、お人好しで純粋な正義漢であるが、それゆえに子供っぽく直情的で無茶振り気味なところもある。

人心の掌握に関しては未だに甘い部分があり、スティーブンからはもっと小狡くなるべきだと忠告され、ザップの毒舌師匠からは『組織の長としては未熟』とも。

メンバーを家族の様に大切にしており、彼らが誘拐されたり怪我でもした時は胃に穴が空く勢いで心配し、傷つけた相手には一切容赦せず全力で粉砕する。

並の化け物なら鎧袖一触にする剛腕の持主だが、彼の真骨頂はそれを神経が磨り切れそうな極限状態下の精密作業中でも体力の続く限り着々と振るい続ける、鋼鉄の胆力と集中力と忍耐力を備えた鬼メンタル。スティーブンからは「驕りも謙遜も無」く、「世界で最も盤石」と評されている。

ちなみに色々多才な人でもあるらしく、普段は執事のギルベルトにすべてを任せているが、彼が怪我で療養中はすべて一人で卒なくこなしていた。

好物はギルベルトの入れた紅茶で、それ以外の紅茶は基本口にしようとしない。

チェスのグランドマスターのウルツェンコを「人類の至宝」と呼ぶなどボードゲーム好きで、チェスの他に「プロスフェアー」というチェスを大幅に進化させたような異界のゲームも愛好している。

(腕は世界チャンピオン級。これでとある異界人の有力者でもあるプロスフェアーマニアを『接待』することで裏社会への根回しを取付け、世界を幾度か救ったこともある。ただしネット上のプロスフェアー友達の「YAMAKAWA」さんにはほとんど勝った試しがない様子)

他にも園芸(人界・異界植物問わず)を趣味に持っており、仕事場にも幾つか飾られ園芸サークルにも入っている(それだけに壊されるとめちゃくちゃ落ち込み、静かに烈火の如くキレる)。

読み切り版では過去に吸血鬼に襲われている。

作中では吸血鬼になるまでに13の段階があるようで、クラウスはそのうちの12段階まで達しほぼ、吸血鬼という状態で封印されていたところをエイブラムスによって救われている。

なお、この読み切りは部分的な詳細は異なるものの血界戦線の前日譚(ザップが言っていたNY崩落前の裏社会でのヴァンパイアハンターなど)と作者自身が明言している。

また、前述した通り生家のラインヘルツ家自体は元々一切吸血鬼と関係の無い家柄であり、その中でクラウスだけが「あるきっかけ」からヴァンパイアハンターとなった。現在はラインヘルツ家もクラウスをバックアップしている。

ブレングリード流血闘術

打撃、特に拳による近接肉弾戦を主体とした体術。他の対吸血鬼武術と同じく「細胞レベルまで浸食してダメージを与える血液」を相手に送り込む事で攻撃する。それ以外にも血液を凝固させた巨大な十字架型の剣や盾を作り出す事も可能。

攻防ともに血液を消費しながら戦闘するため、長時間の戦闘は貧血や失血死のリスクを伴う。またザップ曰く燃やしたり凍らせたりする他の血法とは「段階」が違うとのこと。

十字盾の強度は作中でも最硬クラスであり、最強の長老級(エルダー)クラスですらこれを砕いたものは居らず(もっとも作中登場した長老級は赤子を相手にする以上に手加減をしていたため、本来どれほどの強さなのかは不明であるが)、突破出来たのは、時間の超加速によりあらゆるものを瞬時に風化させるとある神製兵器の適合者のみ。

その適合者の見立てでは、クラウスの技には時間操作に関わる特性が絡んでいるとのこと。

また戦闘スタイルは片腕を「」に、もう片腕を「」に見立てた、スパルタの重装歩兵ような構えを取り、本来の利き腕は左。近接格闘における拳以外の投げ・蹴り・その他一切の攻撃手段を廃した、常人には到底真似できない鍛錬の極致である

実は現実世界にもこれとよく似た戦闘スタイルを主軸とする格闘技がある。それはナイジェリアに伝わる「ダンべ」と呼ばれるもので、左手を「盾」とした防御・右手を「槍」とした攻撃を繰り出す。

これ以外にも、空中に光る十字架の小盾を大量に展開するグローブを右手に着用しており、相手が無数の高速刺突等で攻撃してくる際にはこちらが多用される。

  • 02式 散弾式連突(シュロートンフィッシャー)

血で前方に無数の小型の十字架を作り出して攻撃する。

  • 11式 旋回式連突(ヴィルベルシュトゥルム)

血で小型の十字架を作り出して周囲の敵に攻撃する。

  • 15式 狙撃式単突(スナイパーフォーメルシュナーク)

一点集中の血を精確に相手に伸ばして繰り出す。

  • 32式 電速刺尖撃(ブリッツウィンディヒカイトドゥシュテェヒェン)

敵に高速接近して血の十字架型の細剣で串刺しにする。

  • 39式 血楔防壁陣(ケイルバリケイド)

複数の血の十字架で相手を拘束する。

  • 111式 十字型殲滅槍(クロイツヴェルニクトランツェ)

巨大な血の十字架を作り出して相手に突き刺す。

  • 117式 絶対不破血十字盾(クロイツシルトウンツェアブレヒリヒ)

巨大な血の十字架の盾を作り出す。一度に複数展開可能で、防御以外で射出台のように設置したことも。

  • 999式 久遠棺封縛獄(エーヴィヒカイトゲフェングニス)

スティーブンによると、現人類が『血界の眷族』に唯一対抗できる技。ただし、発動には攻撃対象の諱名(いみな)を唱えて実体を捉え、心臓に技を打ち込むプロセスが不可欠。これを受けた対象は手のひらサイズの十字架内へ永久に『密封』される。

  • ??式 十字血棺掩壕(ディバンカーフォンクロイツザーグ)

巨大な血の十字架の棺桶を作りだし、その中に入ることで盾では防げない全方位攻撃などを防ぐ。