CV:堀江瞬
「世界を照らせ、金色の黎明よ(ゴールドトリリオン)!往く王道を射し示せ!」
概要
能力者武装組織「ATEMS」のリーダーを務める青年。
「電子の踊精(サイバージーン)」の第七波動能力者であるレイラを傍に置いており、「電子の踊精」の力を通して暴龍などについての情報収集を行っていた。
人物
このシリーズの敵対勢力のリーダーにしては珍しく、部下の働きに感謝の言葉を送る、自らきりんたちの実力を計る、暴龍を復活させ調査を行ったことを素直に謝罪するなど、非常に活動的な好青年。事実、サーペンタインやシスティナは(文字通り)彼に心酔しているほか、グラツィエも彼を恩人のように慕っている。
一方、「電子の踊精」の力で暴龍を復活させる、入国の際にミサイルを使う、「電子の踊精」の歌で能力者たちを昏倒させるなど行動が非常に極端な一面も持ち合わせている。
第七波動
無限の核融合のエネルギーを操る「金色の黎明(ゴールドトリリオン)」の第七波動能力者。
初めて登場した際には太陽と見まごうような巨大な火球を生み出し、周囲を昼間のように変えてみせた。
作中の動向
暴龍の出現や「希望の子」の居場所の特定などを受け、APF弾頭(力場を拡大し被害を与えるフィールド弾)に乗り込み他のメンバーたちとともに強引に入国を試みる。
途中できりんたちの接近によって交戦するも、入国そのものは成功。その後はATEMS(アテムス)ナイツたちに封鍵を集めさせつつ、自らは行方をくらます。
そして封鍵の回収が完了したタイミングで本格的に活動を開始。占領した大電波塔"アマテラス"をグラツィエの力で砂の城"太陽宮"に変化させ、そこから「電子の踊精」の歌を流し能力者たちを昏倒させた。
GVには皇神(スメラギ)を混乱させての侵略行為が狙いだと推測されていたが、その真意は・・・?
余談
「世界を照らせ、金色の黎明よ(ゴールドトリリオン)!」という決め台詞、蒼き雷霆と同様の無限のエネルギーを操る第七波動、「電子の謡精」と同系統の「電子の踊精」の能力者の少女が共に行動している、といった要素などから、ガンヴォルトの対、あるいはifの姿を意識したキャラクターではないかと思われる。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
以下、ネタバレ注意
ネタバレ
彼の目的は、真なる暴龍の王にして能力者にとっての「希望の子」メビウスを皇神(スメラギ)に代わって制御し、世界を正しい未来へ導くこと。
「電子の踊精」による暴龍の復活は「電子の踊精」でメビウスを制御できるか試すため、封鍵を集めさせたのは結界の中に隠されたメビウスを見つけ出すため、それぞれ行われていたものであった。
しかし、きりんやGVに改めてその計画を否定されたことで、「オレを止めたければやってみるといい」と挑発。二度目の戦いとなってしまう。
その後、きりんとGVのコンビに敗北したZEDΩ.は、きりんに話し合いを提案される。
このまま手を取り合うかと思われたが、強大な第七波動どうしの衝突によってメビウスが覚醒。
結果、世界がカオスに飲み込まれる危機を招いてしまう。