『我が名はエンブラ。この体はもう、私のものぉ…』
CV:丹下桜
国家としてのエンブラ
ミズガルズにある国家の一つで、神竜エンブラの血を引く皇族が治める国家。
アスク王国とは違ってあまり土地の豊かさに恵まれておらず、貧民街が存在するほどの貧しさを無くすためにヴェロニカの亡き父親である先代皇帝がアスク王国への侵略を企てたほど。
また皇族同士での血で血を洗う陰惨な権力争いが繰り広げられている。
ヴァイス・ブレイブと似たような特務機関「呪詛部隊」がある。
初代皇帝は「スラシル」という人物で一国を滅ぼすほどの強大な魔力を持っていたらしい。
神竜エンブラ
エンブラ帝国の神である神竜の女性であり、「憑竜」と称されている。隻眼の女性の姿をしている。
陰湿で嫉妬深い性格をしており、アスクを恨んでいるようで、自身の血を継ぐエンブラ皇族の者に呪いをかけてアスクやその王族を殺させようとしていた他、帝国領に眷属エルムを遣わしていた。「でふふ」という独特の笑い方をする。
6部後半でエルムの働きにより、ついに姿を現した。「憑竜」の通り名の通り、自らの血を持つ者に取りついて操ることができる。
そして、手始めにレティシアに取り憑いて襲い掛かってくる。なお、レティシアはエンブラと対面した際にはこちらの不気味な言動もあって恐れ戦いていた。
また、自身にあるエンブラの血を呪っているブルーノからも良く思われていないが、アスクによれば血を与えた初代皇帝のスラシルはブルーノのように強さと賢さと優しさを兼ね備えた人物だったという。
余談
担当声優の丹下桜氏はファイアーエムブレムの公式OVAで初代シーダを演じた経験あり、声優としては実に26年ぶりに出演を果たした。ただし、サイファ第1弾のSR+のシーダのサインを任されていたため、ファイアーエムブレムの作品だけで限ったら7年振りとなる。担当声優の丹下桜氏はファイアーエムブレム紋章の謎のOVAでシーダを演じた経験あり、声優としては実に26年ぶりに出演を果たした。ただし、サイファ第1弾のSR+のシーダのサインを任されていたため、ファイアーエムブレムの作品だけで限ったら7年振りとなる。
カードキャプターの魔法少女や赤セイバーを筆頭に連想する者がかなり多い。普段は陽気か元気なキャラを演じる事は多かったが正反対の暗いキャラを演じるのは珍しいと召喚師達も驚愕した。
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ヴェロニカ/ブルーノ/レティシア……エンブラの血を持つ皇族の末裔たち。
シーダ……同シリーズの中の人繋がり。
10章ネタバレ
実はこの暴虐には訳があった。
元々エンブラはアスクと共に繁栄のため、協力し合うほど民を愛する者だった。しかし一部エンブラの民が交流を尊ぶため、相性の良いアスクへ移住。その事を知ったエンブラは民が国を捨てたと激怒し、誤解だと聞いて貰えず、その者には厳しい処罰を与えた。民達は恐れ、離れないようになったがやり方にアスクも止めようとするが聞く耳を持たず、終いには暴走して闇で民を逃さないようにしてしまった。
彼女ながらも人が居なくなるのは寂しいとかなり苦しんでいた。