声:岸尾だいすけ
概要
春日部市立高校。投手。右投右打。背番号1。
6月30日生まれ。血液型はA型。クラスは2年5組。
家族構成は祖父・父・母・弟(涼)・妹。
茶色の短髪。吊り目で幼さの残るさっぱりとした顔立ちが特徴。
アンダースローで投げる。
球種はスライダーと直球だが、直球も癖があって変化球のように感じるらしい。
春日部市立のエースピッチャーであり、先発を任されている。弟の涼とバッテリーを組んでおり、自身でも考えながら投球しているが、弟の思考がわかるため、サイン交換が速い。
熱くなると集中しすぎる単純な性格であり、自ら心に歯止めを効かせることが苦手である。
その反面、人の話を直接的な意味で受け取ることができるまっすぐさを持っており、ピンチの際に監督が言った建前を心のバネにして己を奮い立たせることができる。
同学年であるためか、高瀬準太同様、榛名を意識しており、一対一の対決になった際、きつい状況でもこいつを見れば元気が出る。と評している。
試合中、榛名に、涼と同じ顔をしていると茶化された際に「全然違う。」と話しており、一心同体のような存在だと考えている涼とは異なり、あくまでも違う人間同士だと考えている。
17巻の表紙裏によると、在学している春日部市立高校は県内屈指の進学校であるため、葵はかなり地頭がいいことがわかる。
また、家庭内では、練習を重ね、日増しに臭くなっていくことを気にしつつも、テキトーな理由付けをしてお茶目に振る舞うといった、高校生らしいあどけない様子が描かれている。
17巻の2ページ目(本巻の目次)にて幼い頃の葵と思われる少年がフェンス越しに他のチームの練習風景を見つめている描写がある。
(実際には葵か涼か定かではないが、髪色の濃さから葵ではないかと思われる)
名前の由来は6月の異称「葵月(あおいづき)」から。髪の毛の色が濃い。