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「まて、あわてるな。これは孔明の罠だ!」

由来

司馬懿が孔明と対峙した際、常に敵の策ではないかと疑うあまり、ほんの些細なことでも孔明がやったのではないかと不必要に勘ぐってしまい、結果として何もできなかった事を指す(ただし、横山三国志にて「良く物を知っている司馬懿が相手だからこそできた策である(かつて新野城から撤退する際に城を丸ごと罠に使った前例があり、攻めようと進言する副官にはそれを引き合いに出して戒めている)」と彼の優秀さを認めており、別に彼が愚鈍とかそういう話ではない。むしろ警戒心が強く、頭も切れるとかなり優秀な部類に入る)。

ちなみに、兵力で勝っていた司馬懿(魏軍)が最後まで勝てなかったのが孔明であると言われている。

また実際に孔明の策は(演義的に)主役側の軍師がこんな作戦立てて良いのか、と思えるくらいえげつない物が多く、かかった際にこうむる被害も半端ない。あと、まれに味方も巻き込まれる(主に全容を告げずに行動させるといった面でだが)。

ちなみに劉備の奥さんが死ぬ話では張飛が一人で曹操軍を足止めする策を弄したのだが、その策にハマり、後に気が付いた曹操にも、なぜか「おのれ孔明!」と恨まれていたりする。

つまり全部孔明の所為。

横山光輝三国志ネタでよく使われる。

スラングとして

上記より転じて、予期せぬ罠やトラップ全般をこの言葉で指す。

有名なのはニコニコ動画での改造マリオであり、ジャンプしたら隠しブロックが出現→頭ぶつけて谷底直行というパターンは定番である。

他にも釣りと思わしき画像などにも、司馬懿の絵やAAで「あわてるな、これは孔明の罠だ」が使われることが多い。

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孔明の罠の編集履歴2012/03/30 03:48:11 版