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概要
『三重連太陽系』の再生プログラム『ソール11遊星主』のひとり。その容姿は偶然にも光を発する目と口の無い顔をした長髪の女性ソムニウム『ベターマン・セーメ』本来の姿に酷似する。他のメンバーと同様に人間をも超越した亜光速飛翔能力を発揮し、地球~太陽間を10分程度で到達させられる。
物質復元装置とフュージョンすると、太陽と同等の再生波動を発する擬似恒星となり、複製体『レプリジン』の形で惑星はおろか複数の生命を再生させられる。中枢自体は強力なレプリションフィールドに守られており並の攻撃は受け付けない。
基本的に自由意思や自我、声を発する事も無く三重連太陽系復元プログラムとして、リーダーであるパルス・アベルの指示に従い行動する。
彼女こそ現存する生き残りで、中枢にして唯一のオリジナルメンバー。Zマスタープログラムが停止した事を関知し、行動を開始しレプリジン遊星主を再生させ今回の事件を引き起こした。
パルパレーパが自分等を『不死身の存在』と傲岸不遜に豪語するのも彼女の存在が有ればこその話であり、『完全な不死』ではない。彼らにとって生命線と言う名のバックアップとも言える存在である。
しかし、一度に大量の複製を行うとパワーダウンを起こし再生能力が落ちるほか、一瞬だけだがレプリションフィールドが消失するという弱点がある。その隙を突かれ、ジェイアークの放ったESミサイルによる空間転移で突入してきたジェネシック・ガオガイガーのゴルディオンクラッシャーを受け、遂に消失。遊星主も構造を維持できなくなり、宇宙に消え去った。