概要
第一次ネオ・ジオン抗争後に、反連邦テロ集団「カラード」で運用されたガザCのバリエーション。型式番号AMX-003S。
ジェネレーター出力が強化されるとともに、機体各部に格闘戦能力向上のための改修も加えられた。また、操縦感覚を宇宙戦闘機に近づけて機種転換を容易にするため、コックピットがMA形態時の機首に移設されており、これによってMA形態では有視界行動が可能になった。
武装面では、ナックル・バスターがバズーカや片刃剣などの他の兵装に換装できるようになった他、ビーム砲も旋回式に改修されている。
カラードのムサイ級巡洋艦「メドガーエバース」所属MS隊の主力を担っており、再建中のテキサスコロニーやサイド2などで、連邦軍のサラミス改級ファクトリーベース「アラハス」と数度に渡って交戦している。
バリエーション
ガザC“ダブルバスター”
『ダブルフェイク』に登場。
カラードで用いられているガザC改の改造機。名前の通り、両胸に計2基のナックル・バスターを接続しており、機体背部にもバックパックが増設されている。
「メドガーエバース」MS隊に1機が配備されており、テキサスコロニーでの戦闘に参加している。