KSGはKel-tec ShotGunの略である。
ブルパップ式ポンプアクションショットガン。
銃身の下にチューブ弾倉が2本並んでいるのが特徴で、前から見ると三角形の得意な形状になっている。
二つのチューブの切り替えは自動ではなく手動であり、装填及び排出ポート内にあるセレクターレバーを操作する事で切り替えることが出来る。
切り替えレバーは左右それぞれのチューブに加えて薬室から直接装填するために両方の弾倉を塞ぐ3ポジションとなっている。
単一種の弾薬を目一杯詰め込んで装填数を2倍にすることも、2種類の弾を装填して適宜撃ち分けることも可能。
基本モデルでの弾数は2.75インチ長のシェルを用いた場合、2つのチューブで計14発が装填できる。
バリエーションとしてバレルとチューブを延長したKSG25とバレルとチューブを短縮したKSGタクティカル、チューブを短縮したコンパクトが存在する。
チューブを1本にしたKS7も後に開発され、販売されている。
その特徴的な外観と機能から映画「ジョン・ウィック」などのメディア作品への登場も多く、人気の高い銃である。