概要
女子高生弁護士。巨乳。初登場の動画では、とある大学で非常勤講師を務めているという設定であった。2021年11月7日付の初登場の動画ではまだ国民投票の投票権がないと語っていたため、当時の年齢は18歳未満(おそらく17歳)であった模様。その後、2022年9月11日付の動画では「大人の女性」を自称していることから、この時点では18歳になっているものと推測される。
高校生弁護士が現実に誕生する可能性はあるのか
日本の司法試験は年齢や学歴などの受験制限が存在しないため、理論上は女子高生弁護士の誕生も有り得ると前述の動画では説明されているが、実際に18歳未満の高校生弁護士を誕生させるには、
1:中学在学中に司法試験の予備試験と本試験に合格した後、高校に進学する
2:高校1年生の11月から休学し、翌年の12月まで司法修習を受けて弁護士の資格を取得する
3:弁護士の資格を取得した後、18歳になる前に高校に復学して高校生の身分に戻る
または、
1:中学在学中に司法試験の予備試験に合格し、高校1年生で本試験に合格する
2:高校1年生の11月から休学し、翌年の12月まで司法修習を受けて弁護士の資格を取得する
3:弁護士の資格を取得した後、18歳になる前に高校に復学して高校生の身分に戻る
という経歴が必要である。最大の問題点は、仮に中学生で司法試験の本試験に合格できたとしても義務教育中は司法修習を受けることができず、しかも司法修習は毎年11月から開始されるため、司法修習を受けるには高校1年生の11月まで待たなくてはならないこと、また司法修習のスケジュール上、現役高校生と司法修習を両立させることはできないため、高校1年生の11月から翌年の12月までは高校を休学しなければならず、その後の進級がどうしても1年は遅れることである。その場合は高校卒業が通常よりも1年遅くなるため、少なくとも19歳までは高校生弁護士を名乗ることができるであろう。もっとも、在学中はさすがに弁護士としての正式な実務に就くことはできないから、社会的にはあくまでも「弁護士の資格を持つ高校生」として扱われるものと予想される。
無論、現実には、このような経歴を経て弁護士の資格を取得した者はただの1人も存在しない。そもそも、現実の日本における司法試験の史上最年少合格者は18歳の大学1年生(合格当時)であるが、彼は一刻も早く弁護士になるために1年生で大学を中退して司法修習を受けるなどということはせず、司法修習を受けるのは正式に大学を卒業してからと語っている。法律の知識しか知らない状態のまま弁護士になっても実社会では役に立たず、国民の信頼を得ることはできないというのが理由であるが、これと同じことは朝野についても言えるであろう。今後、朝野が大学に進学することなく、社会人としての人生経験も全くないまま10代で法律事務所に就職した場合、彼女が一人前の弁護士として国民の信頼を得られるのかどうかは不明である。
余談
彼女が初登場した動画は投稿から半年以上が過ぎても3万再生回数を超えるのがやっとで、なかなか厳しいスタートであった(本来ダークな世界観であるバベル裁判所との作風の噛み合わなさが原因かもしれない)が、その後は徐々に人気が上がり、バベル裁判所の名物キャラクターである白石勇人などとコラボもしている。