概要
この科に属する植物は2500種とも3000種とも言われ、双子葉類の中ではキク科に次いで種類が多い。バラサクラなどの花木をはじめ、リンゴ、ナシ、ビワ、スモモ、ウメなどの果樹が属し、人間の生活との関わりも深い。
全体に木本植物が多いが、イチゴなどの草本もある。
花弁・萼は5枚、雄しべは10本〜多数なのが特徴。メイン画像の八重咲きのバラや、八重桜などは花弁がたくさんあるように見えるが、実はこれは雄しべが変化したものである。
バラ科の果物は共通のアレルゲンを持っているとされ、バラ科の果物のうちいずれかを食べて違和感を感じたことがある場合は、他のバラ科の果物に対しても注意しなければならない。