エリー・クイックハンド
えりーくいっくはんど
概要
韓国発祥のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバー社の諜報機関「080機関」が各国の資産家を調べる為に作り上げた『UOU財団』に所属する警護型バイオロイドで、人類滅亡前は資産家の子息を警護しながら礼儀作法などを教えたりしていた。
イベント『蓮花と陰に咲く薔薇』(2022.09.07-2022.10.05)にて初登場。
薔花を調べる為にUOU財団直轄の学園に侵入した慈悲深きリアン、シラユリ、ニッキー・トレイシーらの手により復元される。
エリーにとって教育と警護というのは表向きの姿に過ぎず、実際はテロが発生した地区に出向き爆発物を処理することがメインの業務。
常に持ち歩く日傘には複数の機能が搭載されている。爆発物の探知と解除も各種機能のひとつであり、作業中に起こりうる万が一の事態に備え大抵の爆発は防げるバリア機能も備えている。その他にも、テーザーニードルを発射して要員に迫りくる危険を阻止し、敵の動きを封じ込める。
キャラのモチーフはメアリー・ポピンズ。
容姿
ツインテールにしたロングの金髪に、様々な機能を備えた日傘が特徴。
また、両手に着けているグローブは精密作業用補助器具で、爆弾の解体作業に用いる道具も収納している。
爆弾を発見した際はバリアが貼られ、バリアは一定水準以下の爆弾で発生する閃光、爆音、衝撃などを完璧に防ぐことができる。また、万が一エリーが爆弾の解体に失敗しても「エリーの命一つで済む」という、非常に旧人類の倫理観溢れた思想に基づいている。
性格
概要・容姿の日傘だが、最悪の場合エリーが持ったまま爆発物を覆うので、当然ながらエリーの命はない。
しかし「ノブレス・オブリージュ」(貴族は民のために生きるもの)を基本原則として性格に刷り込まれているエリーは、自分の死をも全く厭わない。
また、いつもの調子で接してきたLRLに「ふざけているのですか?」と一喝するなど、あまり冗談の通じない性格である。
しかしその後、学園の校庭でLRL、T-13アルヴィス、C-33アンドバリらちびっ子バイオロイドたちとはしゃぎ回るなど、外見相応な幼さは残っている。
こんなエリーだが、他のバイオロイド同様に相当な甘えたがり。