図鑑データ
「そんな事より司令官様。お茶でもいかがですか?」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバー社の諜報機関「080機関」が各国の資産家を調べる為に作り上げた『UOU財団』に所属する警護型バイオロイドで、人類滅亡前は資産家の子息を警護しながら礼儀作法などを教えたりしていた。
イベント『蓮花と陰に咲く薔薇』(2022.09.07-2022.10.06)にて初登場。UOU財団直轄の学園跡地に遺伝子データが残っており、薔花を調べる為に学園跡に侵入した慈悲深きリアン、シラユリ、ニッキー・トレイシーらの手により復元される。
エリーにとって教育と警護というのは表向きの姿に過ぎず、実際はテロが発生した地区に出向き爆発物を処理することがメインの業務。
常に持ち歩く日傘には複数の機能が搭載されている。爆発物の探知と解除も各種機能のひとつであり、作業中に起こりうる万が一の事態に備え大抵の爆発は防げるバリア機能も備えている。その他にも、テーザーニードルを発射して要員に迫りくる危険を阻止し、敵の動きを封じ込める。
キャラのモチーフはメアリー・ポピンズ。また、特殊装備を備えた日傘やSD画面でのポーズから映画『キングスマン』も元ネタと思われる。
2024年現在、イラストなどはハングル表記の「엘리」もしくは「엘리퀵핸드」で検索した方がヒットする。
容姿
ツインテールにしたロングの金髪に、様々な機能を備えた日傘とゴスロリっぽい衣装が特徴。
また、両手は一見義手に見えるが様々な精密作業用補助器具を備えたグローブで、爆弾の解体作業に用いる道具を主に収納している。
爆弾を発見した際はバリアが貼られ、バリアは一定水準以下の爆弾で発生する閃光、爆音、衝撃などを完璧に防ぐことができる。また、万が一エリーが爆弾の解体に失敗しても「エリーの命一つで済む」という、非常に旧人類特有の倫理観溢れた思想に基づいている。
人物・性格
一人称はわたくしのお嬢様口調。
概要・容姿の日傘だが、最悪の場合エリーが持ったまま爆発物を覆うので、当然ながらエリーの命はない。
しかし「ノブレス・オブリージュ」(貴族は民のために生きるもの)を基本原則として性格に刷り込まれているエリーは、自分の死をも全く厭わない。
また、いつもの調子で接してきたLRLに「ふざけているのですか?」と一喝するなど、あまり冗談の通じない性格である。
しかしその後、学園の校庭でLRL、T-13アルヴィス、C-33アンドバリらちびっ子バイオロイドたちとはしゃぎ回るなど、外見相応な幼さは残っている。(LRLには『漆黒の盾』という真名を与えられていた)
こんなエリーだが、他のバイオロイド同様に相当な甘えたがり。
エリーにとって司令官(主人公)は「わたくしにとって足長おじさんに等しい方です」とのこと。
課金スキン『楽しみにしていたピクニック』から分かるように、料理も相当に上手い。2024年現在、三安産業のバイオロイド以外では唯一カフェテリアに配置出来る。
性能
アクティブスキル2『防護モード』で行保護、パッシブスキル1『ノブレス・オブリージュ』で列保護が付与される。ちなみに行・列保護両方使用できるのははエリー以外にエキドナ、フリッガ、ギガンテス、HQ1アルバトロス、プレスターヨアンナがいるが前者3人は重装型、アルバトロスは有効化のために装備が必須、ヨアンナはそもそもBランク保護機であるため差別化は難しくない。
欠点は保護機とは思えないくらい脆いこと。Sランク保護機としては珍しく、自前で防御を上げる手段がダメージ分散を除いて被ダメージ軽減と1回分の被害無効化、バリアのみで、ダメージ軽減の倍率およびバリアの耐久力も低め。おまけに素のステータスも(軽装型保護機の中では)決して高くない。これならSS昇級したT-13アルヴィスでいいのでは…となる。
育成だが、防御型保護機のセオリー通り、防御極振りかHP&防御振り。……と言いたいところだが、先述の通り『防護モード』の強みを活かせない場合の耐久面は他の保護機に大きく劣る。
よって、回避極振りによる回避盾運用がエリーの特性を最大限活かせる。ただし、自前の回避バフは持たず、『防護モード』を先制して撃つための行動力も必要なので装備や味方で足りない数値を補う必要が出てくる。その弱点を解決できるSS昇級アウローラ、天空のエラ等と相性が良い。
フルリンク(他のゲームで言う完凸)ボーナスはHP+20%かスキル+15%アップでOK。
2023年3月8日のアップデートでLv90以上、好意度100以上でSSへのランクアップが可能になった。
関連イラスト
関連項目
女スパイ 金髪ツインテール 金髪ロング 淑女 ゴスロリ ロリっ娘 ノブレス・オブリージュ
関連リンク
公式動画