概要
主人公である球形の生物グルッピーがクルクルランドに隠された金塊を見つけ出すゲーム。
グルッピーは常に直進しており、十字ボタンを押した方向に手を伸ばして格子状に並んだ
棒(ターンポスト)を掴みクルクル回るか、壁にぶつかってターンすることで進行方向を
変えることができるという、独特の操作性が特徴。棒の間を通過したとき、そこに隠された
金塊があれば出現する。しかしゴム(ラバートラップ)が出現して跳ね返されることもあり、
その後もそこは通過できなくなるとともに両脇の棒は使用できなくなる。その面の全ての
隠された金塊を出現させることができればステージクリアとなる。ステージ22以降では、
一度出現させた金塊を通過すると裏返ってしまう。
金塊は表向きにしなければクリアできないので、一段とパズル的思考が要求される。
金塊は何かの絵、もしくは何らかの規則的な配置となっている。ちなみに、ファミコン版と
ディスクシステム版の図形のパターンはそれぞれ異なる。
敵キャラクター「ウニラ」に接触してもミスになるが、逆に衝撃波を発射して硬直させ、
壁で潰して倒すこともできる。敵が出現してくる穴(ブラックホール)に落ちてもミスになるが、棒をつかんでいれば上を通過することもできる。
金塊を全て見つける前にタイムオーバーになってもミスである。
以降の展開
『どうぶつの森』シリーズにファミコン家具として登場し、ゲーム内ゲームとしてプレイすることが出来た。シリーズによって異なるが、ファミコン版とディスクシステム版を遊ぶことが出来る。
ソフト『ぶらぶらドンキー』は操作感が『クルクルランド』と類似しており、条件を満たすと
「ジャングルピック」モードにグルッピーが登場する。
『まわるメイドインワリオ』と『おどるメイド イン ワリオ』にはこのゲームをモチーフにしたプチゲームが登場している、「まわる」では円形ステージに、「おどる」では3D風の画面に
それぞれアレンジされている。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、グルッピーがフィギュアとして登場し、『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、ウニラがアイテムとして登場しており、同作では「頂上」というアイスクライマーのステージの「オレ曲セレクト」にこの曲のBGMが収録されている。