概要
アメリカのイングラム社が制作したサブマシンガン。
特殊部隊用の小型マシンガンの需要に応えた最初の銃。
発射間隔が非常に短く(毎分1000発以上)フルオートによる一点集中の破壊力はアサルトライフルのそれを凌ぐ威力をみせる。
しかし、オープンボルト機構により携行の安全性が非常に低く、そして命中精度が低い。
故にMP5が出てから即座に特殊部隊の銃の座から引きずりおろされた。
非常に安価で構造が単純故に簡単な改造でフルオートが可能となり、民間向けに販売された時期にはこの銃による犯罪が多発した。
現在も単純故に密造が容易であるため、町工場レベルで製造されたものが多く存在し、摘発の際には毎度というほど出てくる程である。
密造品の中には撃てればそれ以外は気にしないというものもあり、銃身がライフリングのない鉄パイプだったというものすら存在している。
現在イングラム社は倒産したがマスターピースアームズなどがセミオンリーのモデルを拳銃やカービンで販売している。
マッチョマンが持つととても小さく見える。
性能
MAC10/MAC11
全長:54cm/46cm
重量:3Kg弱/1kg強