ゲーム概要
2011年に放送された「魔法少女まどか☆マギカ」のゲーム化作品。
バンダイナムコゲームスとニトロプラスの共同開発(正確にはニトロプラスは開発協力)。
ジャンルはアドベンチャー・ダンジョンRPG。
巴マミの過去編等の本編で語られなかったストーリーや、暁美ほむらが暴走するといったIF展開も用意されている。
さらにいうと、アニメ本編では設定上存在しているが出番の無かった魔女や、今回本作のために設定された新たな魔女も登場する。
ゲームシステム
プレイヤーはQBを操作し、魔法少女を魔女化させて感情エネルギーを回収することが目的となる。
逆に考えれば、魔女化させないルートもある。
ある程度ゲームを進めると、暁美ほむらを操作するルートがプレイできる。
本編同様、鹿目まどかを契約させずにワルプルギスの夜を倒すのが目的となる。
ダンジョンパートは不思議のダンジョンのようなものだといえばわかりやすいだろうか。
ダンジョンパートのみの謎の魔女結界を遊べるモードもある。
ルート紹介
- 「夢の中で逢った、ような…」
通称まどかルート。アニメと同一の時間軸でのお話。
チュートリアル的なことやイベント戦闘がほとんどで、初プレイでは自由度がないように感じてしまうかもしれない。
終盤、意外な形で結末を迎える。
- 「あなたが側にいてくれるなら」
通称マミルート。
巴マミを主軸にしたストーリー。
プロローグ(お菓子の魔女戦)の後、一端物語は魔法少女デビュー当時の頃にまで巻き戻る。
余談だが、このストーリーには『メガネをかけていて、魔法少女の契約をしていない』暁美ほむらが登場する。
つまりほむらが契約を願って一ヶ月間をループし続ける前、本来の『一周目』の時間軸に相当する。
- 「私が願った、奇跡」
通称さやかルート。
メガネの契約したほむらが登場する。
ほむらのまどかに対する発言から彼女が魔法少女になった直後と推測できる。
故にマミルートの直後、2周目の時間軸と思われる。
余談だがさやかが魔女化する展開はあまりにも鬱すぎる。
- 「残された最後の希望だったんだ」
通称杏子ルート。
後半に回想を挟む。このルートは計画性が必要になってくる高難度ルートである。ついでに精神的にも高難度。なぜなら杏子の回想というだけですでにアレなのに・・・
- 「運命はきっと変えられる」
通称ほむらルート。
ほむらのルートだけあって一番分岐が多く自由度が高い。なぜかさやかを魔法少女にしないとグッドEDに行けない。
- 「想いは現実を超える」
通称番外編。
ギャグルート。
番外編と銘打ってるだけあって、本編とは似ても似つかないハチャメチャドラマが展開される。 例えばマミがアイドルになったり。
登場キャラクター
- 鹿目まどか ソウルジェムを浄化するというインキュベーターの技術欠陥を疑う強力な回復魔法「天上の祈り」を唯一覚える。(こんな魔法があるならまどかを魔法少女にしても問題ないんじゃ・・・)
- 美樹さやか 『謎の魔女結界』では高威力の格闘技に加えて高HP・高防御・HPMPの自動回復スキルもあって、非常に頼もしいキャラ。
- 巴マミ ボスに「ティロ・フィナーレ」をぶっぱする役割を果たす。本作で初めて過去の詳細が明らかになった。
- 佐倉杏子 シナリオ上では強力な助っ人キャラ。特殊効果に対する耐性に優れている。
- 暁美ほむら 倍速付与の「クロックアップ」と5ターンスキップの「時間停止」を組み合わせることで、自分だけ10ターン行動も可能。ほむらルート及び番外編での主役。
- キュゥべえ プレイヤーキャラ。選択肢ありのQボタンでドス黒い内面を垣間見ることが出来る。
問題点
凍結の魔女
その性質は空転。
暗闇の中で踊り続ける。
戦う力は一切持たないが勝利を確信した魔法少女の前に姿を現し、
不毛な戦いを幾度となく繰り返させ精神を破壊する。
この魔女を倒したくば、一つ上の領域にいる存在の手助けが必要だろう。
ワルプルギスをもはるかに凌ぐ、今作における最凶最悪の魔女である。
(なお、この魔女は「納期の魔女」と呼ばれる強大な魔女との戦いによって生まれている)
つまりゲーム中に時々フリーズが発生するのである。
謝罪文→公式サイト
関連イラスト
魔法少女まどか☆マギカポータブルに関するイラストを紹介してください。
関連タグ
ネタバレ注意
Candeloro Homulilly Ophelia Quitterie