概要
顔パンツとは、マスクのことである。
新型コロナウイルスの流行以来、感染対策としてマスクの着用が当たり前となった昨今だが、その一方でコロナ禍に関係なくマスクを外して素顔を晒すことに抵抗感を覚える若者が増えており、「マスクを外すことは下着を脱ぐのと同じ」という考えから顔パンツという言葉が生まれた。
言葉の由来は、2020年に日本医科大学特任教授の北村義浩氏が感染対策として「マスクはパンツだ。人前で取るな」と発言したのが初と思われる。その後徐々に「顔パンツ」という言葉でネットを中心に広まるようになった。
ちなみに、「マスクを着用している一般人を侮辱するための蔑称」という意味は誤りである。
あと、顔にパンツを被るという意味でもない。
2022年には新語・流行語大賞にノミネートされた。