『ハロウィン!』
概要
中国のデビルハンター・クァンシのバディの魔人の1人。
脳と眼球が飛び出したショッキングな外見とハート型の瞳を持つ魔人。本名は「コスモ」。
常に「ハロウィン!」としか喋らずテンションもかなりハイなため、一見おバカキャラに見えるがそれには後述の能力が関係している。
「ハロウィン!」と声を掛けるだけで誰もが同じように「ハロウィン!」と喋りだし、コスモに従うようになる能力に見えるが…?
性格
明るく陽気で常にハイテンション。落ち着きがなく無秩序に行動する場合がある。
公安とサンタクロースとの衝突にクァンシが割り込んだ直後には姿をくらまし、単身で東京観光を満喫するなどマイペース。
人間に対しても比較的友好的らしく、遭遇した回転寿司店の店員にも穏当に洗脳(?)だけで済ませている。
普段は「ハロウィン!」としか喋らず言動にも知性が見られない彼女であるが、能力使用時の精神世界においては理知的かつ理路整然と話し、感情すら超越した賢人の如き姿を見せる。
宇宙の魔人
「貴女が理解している全てというのはこの図書館の…」
「本の1ページ目にも満たない事なのです」
コスモの能力。
その能力は、「相手に宇宙の情報を強制的に『理解』させる」というもの。
「本気のハロウィン」では精神世界に本の形で存在する情報を全て流し込まれ、思考の全てが塗り潰される。死ぬまでハロウィンの事しか考えられなくなり結果、「ハロウィン!」と壊れたラジカセのように繰り返し叫ぶ廃人となる。ある程度の知性を持つ相手には殊の外有効であるらしく、フィジカル面では無類の強さを見せた難敵を撃破する決め手となった。
ちなみに「本気のハロウィン」を相手に喰らわせる際は、どこかで見たようなポーズと掛け声で「ハロウィン」を繰り出す。
作中では一般人にも能力を使用しているが、影響には差があることからある程度は効果の軽重の調整が可能と思われる。モブの生命が軽い作風の漫画にしては穏当な能力だが、元の状態に戻れたという描写は無いため、また違った恐ろしさがある。
- 一度目は自動車事故の相手に発動。相手方は「ハロウィン」とひたすらに唱和する状態にハロウィンハロウィン。
- 二度目は回転寿司店の店員に使用。対処に困って流れに合わせただけかもしれない。語尾に「ハロウィン」が付いたが言動は平時と変わりないように思える。
関連イラスト
関連タグ
表記揺れ
ELS:劇場版ガンダム00に登場する宇宙人、個体ではなく群体の生命体であり、同化分裂による相互理解で会話する。故郷の星が死に瀕したため新天地を求めて偶然地球に飛来した。その後相互理解する為に人間と同化を試みるが、惑星一つ分の情報量のELSと小さな個でしかない人間が同化してタダで済むわけがなく、同化された人間はほぼ全員その圧倒的な情報量により脳が焼き切れて死亡する。「情報を押し付けてくる」という特性の類似した存在
無量空処:呪術廻戦に登場する大技、圧倒的な情報量を叩きつけ、「知覚→伝達→行動」のサイクルを「知知知知知知知知知知」にすることで相手の思考と行動を停止させる。(「りんご→バナナ→ぶどう」という文字列を見た場合「りりりりりりりりりりり」となり永遠に次に進めない)僅か0.2秒の展開で常人が処理する半年分の情報量になり、人間では無い呪霊の中でも特に強力な特級呪霊ですら数分動きが止まり、巻き込まれた一般人は社会復帰に二ヶ月を要した。