概要
『デジモンアドベンチャー02』の主人公である本宮大輔が、4話で仲間たちの前で姉ジュンに関する愚痴を言ったところ、ヒカリやヤマトから強く批判された事を端に発する話題。
本宮姉弟はお互い遠慮が全くなく、喧嘩をよくするタイプの家庭で、いわゆる似た者姉弟である。
しかしヒカリやヤマトは意見の相違に対する口論はあったものの、喧嘩はしたことのない兄弟関係だったので、大輔の姉に関する悩みが理解できず、大輔は好きなヒカリから「自分のお姉さんを悪く言う人は嫌いよ!」と脅され、ヤマトには「俺がお前の兄貴だったら許せない」と怒りを買い、殴られかける(しかし、タケルの制止で未遂に終わる)などの災難に遭ってしまう(元凶は話題を出したタケル)。
ヤマトの場合は前作の兄弟関係で散々悩まされたから、ヒカリの場合は多分太一が馬鹿にされてるように思えたからと擁護できるが、この一件でファンのヒカリとヤマトの評価は著しく下がった。
現在でもこの点は論争の的になっている。
しかし、やってもあまりドラマにならないと判断されたのか、一行がその話題を出すことはなくなり、いつの間にかヒカリともヤマトとも和解していた。
あまり因縁を引きずらない大輔の性分だからすぐ和解してもなんらおかしい事でもないのだが、ヤマトの場合は後にジュンに翻弄された事もあったからという仮説も成り立つ。
ただし、彼の場合はその性格上ヒカリちゃんに言われたから言うのを止めたという説が成り立つタイプでもあるが、終盤でヒカリに好意を抱いているシーンが見られなくなった辺りを考慮すると、やはり作劇上の都合でなかった事になったという説が最も有力だが、姉との一件の真相は未だに闇の中である。
もっとも、21話で再び大輔はヒカリやヤマトの前でジュンに対して辛辣な態度を取ったが、この時は激戦の疲れもあったためかヒカリは反応せず(大輔の隣に座っており、車が発進するまで起きている)、ヤマトも誘ってもないのに自力で追いかけてきたジュンに引いており(+辻褄合わせに必死だった)、どちらも大輔を批判していなかった(同車に乗っていた太一も批判していない)。
流石にジュンの本性を目の当たりにして、2人が考えを改めたとも考えられる。