かけまくもかしこき日不見(ひみず)の神よ
遠(とお)つ御祖(みおや)の産土(うぶすな)よ
久しく拝領つかまつったこの山河(やまかわ)
かしこみかしこみ 謹んで────
お返し申す!
概要
人々のいなくなってしまった場所に開く災いの扉「後ろ戸」を閉めることを使命とする特別な存在。後ろ戸の向こうから来る災いを阻止するために、その扉に祝詞(のりと)を唱えながら鍵をかけ、災いを封じ込めている。
物語の冒頭で登場する宗像草太は、代々閉じ師の仕事を生業とする一族の末裔(まつえい)であり、彼自身も日本各地に現れる後ろ戸を閉めるために全国を旅して回っている。
関連動画
映画『すずめの戸締まり』WEB CM -お返し申す編-(2022年11月)
関連タグ
宗像草太 - 全国を旅して回る「閉じ師」の青年。九州にある扉を探すなかで鈴芽と出会う。
宗像羊朗 - 草太の祖父。彼に閉じ師の使命を授けた師匠でもある。
岩戸鈴芽 - 九州の静かな町に暮らしている女子高生。草太を助けるために彼とともに戸締まりの旅に出ることになる。