ここでは②の意味について解説していく。
「ソフトマゾ」が生まれた背景
男性はしばしば社会や恋愛において「男らしさ」を求められることに対して辛く感じることが多々ある。現実では男の弱さ情けなさが許されない。そんな抑圧的な心境から解放されるための手段として生まれたのがソフトマゾである。
つまりSMなどのマゾヒズムから派生したものではなく、ノーマルからマゾ要素の美味しい部分だけが付加され「強くなくてもいい」「無条件に愛されたい」「こんな自分を受け入れられたい」という願望を詰め込んだものがソフトマゾなのである。
ちなみに2020~2021年代に流行った「オタクに優しいギャル」もソフトマゾに通じるものがあり、何もしなくても顔と身体のいい異性から一方的に愛を注がれて愛され奉仕されるという部分がウケたものである。
男性性からの開放
マゾヒズムではないノーマルが「自分が受け身な側になって愛されたい」というだけのことを「マゾ」という強い言葉を使ってやっと表現できたものが「ソフトマゾ」というのが興味深い部分でもある。
ソフトマゾはジェンダーの観点で男性性からの開放を求めた結果なのかもしれない。
ソフトマゾの特徴
- 基本的に自信がなく、セックス経験がない童貞が多い傾向にある。また「強くなくてもいい」「無条件に愛されたい」という願望はあれど、そういう感情に対して負い目がある。なので男性側の「存在を認める」「快楽を与える」「甘やかす」ような言葉責め・プレイを好む。
- 痛いプレイや自身を侮辱するようなプレイを嫌い、あくまでも男の弱さを許し、愛する表現を好む。
- イチャラブメインの和姦を好む。
pixiv内作品の特徴
pixivでは以下内容に合致する作品にタグがつけられやすい。
ソフトマゾの代表的な性行為
手コキ / 足コキ / フェラ(フェラチオ) / パイズリ / パイフェラ / 騎乗位(対面騎乗位、がんばれ♥がんばれ♥)