概要
劇中において、主人公グループTiNgsにとって最大のライバルとなるユニット。所属事務所は「RAINBOW MANAGEMENT」。
僅かデビュー1周年で単独武道館ライブを控えている等、結成から9か月のTiNgsと比較してかなり勢いのある人気アイドルグループの模様。
メンバー
- 黒金蓮(くろがね れん)CV:芹澤優
- 唐林青葉(からばやし あおば)CV:高瀬くるみ
- 唐林絃葉(からばやし いとは)CV:久保田未夢
- 氷海菜花(ひうみ なのか)CV:高柳知葉
- 苗川柔(なえかわ やわら)CV:香里有佐
また、過去にはもう一人メンバーがいたようだが……。
アニメ版での活躍
OP映像にて私服姿のメンバーが(後ろ姿で)描かれてはいたが、8話までは要所要所でポスターが街中に貼られていた程度であり、トップアイドルとしての存在感こそ匂わせていたものの、本格的な登場は終盤になる。
そして9話にて、ある事情から独り事務所を飛び出した春が行く当ても無く街を歩いていた際、屋外テレビにてHY:RAINの活躍が報道される。
そのニュースにて、作中世界では
- 「ニューシングルがチャート1位」
- 「MVの総再生数が早くも1億回を突破」
といった驚異的な実績を叩き出していることが明らかになった(ちなみにこの時、ニュース番組の画面内に持ち曲「GYB!!」のアニメーションMVが少しだけ流れている)。
10話にてメンバー全員が揃って本編初登場。ちなみに5人ともOP映像とは違う新規の私服を着ている恵まれた仕様である。
TINGSが中野サンプラザのライブチケットを完売した場面において、最後にチケットを買ってくれた一人の少女がパーカーを脱ぎ、素顔を晒す。
その少女こそHY:RAINのセンター、黒金蓮であった。
ネタバレのため詳細は伏せるが、蓮はTINGSのあるメンバーに対し、「迎えに来たよ」「帰るよ、私達のHY:RAINに」と、事実上の引き抜きに等しい発言を繰り返す。
そこへ駆け付けてきた他のメンバー(唐林姉妹、氷海、苗川)に「彼女に会いたいのはわかるけど、他所様に迷惑をかけちゃダメだよ」と穏やかに諫められる。
しかし蓮はTINGSメンバーとの言い合いを止めず、中野サンプラザでのライブの出来栄えによっては、TINGSからとあるメンバーを引き抜く事を(やや強引に)約束させ、去っていった。
ちなみにTINGSへ当たりが強かったのは蓮だけであり、他のメンバーは蓮の言動を後ろから困り顔で見ているのみであった。
また、蓮も帰り際にはTINGSマネージャーの直輝に「お邪魔しました」と言いながら甘味を渡しているので、最低限の礼儀は弁えている。
その後、事務所の会議室にて直輝が「まずはどれほどの相手なのか、戦う相手を知らなくちゃね」と、TINGSの五人にHY:RAINの武道館ライブ映像を視聴させる。
その映像内にて、「GYB!!」のライブバージョンを披露。
トップアイドルの名に恥じない圧巻のパフォーマンスを披露し、TINGSの五人に強烈なインパクトを与えた(視聴は下記の「楽曲」の項目にて)。
楽曲
・「GYB!!」ライブバージョン(シャインポスト公式YouTubeより)
上述の通り、トップアイドルの名に恥じないダンス・連帯感・表情管理が手書きで緻密に表現され、それでいてCGを超える程の躍動感を隙間なく披露し、更には照明演出にまで拘り抜かれた圧巻のライブシーンである。
・「GYB!!」アニメーションMV(シャインポスト公式YouTubeより)
こちらはアニメ放送前に制作された特別アニメーションver.である。
余談
各メンバーのCVは、TiNgsと同様に本職がアイドル活動である声優をキャスティングしている。その内、i☆Risの芹澤と久保田、BEYOOOOONDSの高瀬はそれぞれが実際にグループ単独での武道館ライブ経験者である。