概要
4本の腕を持つトルハルバンの姿をした幻想体。
手足はモチーフ元の石像とは違く、細長い形状である。
穴のあいた石が山積みになった空間を形作る。
石塔には誰かの願いが込められており、こちらも石を積むことができる。
しかし崩してしまうと代償として、物理的なダメージと精神的なダメージを負う。恐らく積まれた石自体が倒れて物理的に被害を食らったのだと思われる。
石塚には誰かが生き埋めにされており、石塚を崩そうとするとこちらも石塚の中に閉じ込められてしまう。
E.G.O「願いの石」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動するとイサンは和服のような衣装に変化。
E.G.O侵食時はこの幻想体とほとんど同じ姿になる。
E.G.O使用者
余談
幻想体のデザインは韓国の済州島を象徴とする石像돌하르방 (トルハルバン)である。
「穴のあいた石でできた山」から黒い穴の空いた玄武岩が多い済州島を表してることが分かる
済州島の人々は墓を山と表現するため、幻想体が作っている石塚は村に厄が入るのを防ぐために建てられた"방사탑 (防邪塔)"とも考えられる。
韓国では石に願いを込めることが歴史的にあるが、幻想体の名前は仏に対する称賛及び、極楽王生を祈願する"탑돌이 (塔돌이)"である。
これらのことから、全体的なモチーフは済州島の石に関する歴史などだと思われる。