「走れロシナンテ!正義は勝つ!」
概要
プロフィール
所属 | LinbusCompanyBus |
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性別 | 女性 |
CV | 김예럼(キム・イェリム) |
囚人番号 | No.03 |
注意事項 | 過度な熱情、[検閲済]、誇大妄想 |
イメージカラー | Oblivion Yellow(忘却の黄色) |
イメージマーク | 🎠 |
元ネタ作品 | ミゲル・デ・セルバンテス「ドン・キホーテ」 |
「ついに私の番が来たか!私の名前はドンキホーテにて候!」
「いつでも世界の正義のために駆け出すフィクサーをご覧ぜよ!とても輝いて見えませぬか?」
LCBに所属する囚人の1人で、金色のショートヘアに槍を携えた女性の囚人。
囚人番号は3番。持っている槍にはスペイン語で「見果てぬ夢」と彫られている。
他人は「~氏」「~君」、語尾には「ござる」をつけるオタクっぽい喋り方が特徴。『正義のフィクサー』に並々ならぬ憧れがあり、常日頃から自身の正義に基づいた行動……という名の暴走をしている。
常時ハイテンションで騒がしい性格で、場の空気を全く読まずに突っ走っては場をひっかき回す究極のマイペース人間。なお、殺人への忌避感はまったくなく、邪魔だと思った相手(仲間の囚人も含む)を「悪人」呼ばわりしてサラっと始末したり、錯乱したシンクレアを止める為に馬乗りで何度も殴るなど黒い一面もある。
フィクサーマニアでもあり、服には有名なフィクサーのグッズを身に着けている。凄腕のフィクサーであるヴェルギリウスのことも以前から認知していた模様。
なお、一度正義感を暴走させ作戦を滅茶苦茶にしたせいでヴェルギリウス直々の説教&脅迫を受け、以来彼に怯えるようになってしまった。
「ロシナンテ」と刻まれた靴を寝る時も含め常日頃履いている。またよく見ると全ての人格でロシナンテを履いている。本人の発言から、ロシナンテを脱ぐという手段は彼女の考えには存在しないらしいが…
人格
名称 | ランク | 概要 |
---|---|---|
LCB囚人 | 0 | 初期装備。コインの裏表による火力差が大きい。 |
W社3級整理要員 | 000 | 憧れの大企業に就職したが残酷な真実を前に目の光が消えた。スキル3が超強力なアタッカーだが充電が不足すると自分もダメージを負うので注意。 |
南部シ協会5課 | 00 | 暗殺専門のフィクサーの人格。ブラックな職場環境で部下の為に頑張っている中間管理職。コインは少ないがマッチが強い。 |
N社 中鎚 | 00 | 3章で敵対するカルト教団がモデル。素のオタク気質とカルト宗教の狂気が悪い方向に噛み合い、他の囚人の人格ストーリーで示唆されている処置なしで狂信者に染まっている。 |
南部センク協会5課 部長 | 000 | 決闘専門のフィクサー。理想と現実の折り合いがついている為か珍しく目が死なない。速度に特化したアタッカーで相手より速い程マッチが強くなる。 |
中指 末妹 | 000 | 裏路地を牛耳る組織の一つ『中指』の末端構成員の人格。上がはだけたシャツの下にサラシを巻いただけでタトゥーがびっしりという際どい格好(しかも結構大きい)。どんな些細な因縁にも報復する中指の性質を反映して高めの耐久力と反撃を強化するスキルを持つ。 |
ロボトミーE.G.O::提灯 | 00 | ヴァルプルギスの夜限定人格。旧L社教育チームで幻想体「肉の提灯」の管理をしている。破裂を付与しながら回復をするタンク人格。 |
剣契 殺手 | 00 | 殺人者集団剣契に所属している人格。高い速度で呼吸威力の増加・配布をして他キャラをサポートすることが得意。主に呼吸人格に効果を発揮する。 |
T社3級徴収職職員 | 000 | 時間を操るT社の徴収職に勤めている人格。振動により威力増加しながらマッチを組めるかつ混乱区間が一つのみという攻防共に優れたもの。 |
E.G.O
名称 | ランク | 抽出元 | 概要 |
---|---|---|---|
ラ・サングレ・デ・サンチョ | ZAYIN | ドンキホーテ | 穂先が螺旋状になった槍を思いっ切り刺す。威力は低い代わりダメージ量の半分回復できる。7章クリア以降は台詞が変化する。 |
水袋 | HE | 断首魚 | 通常版は断首魚の血嚢を模したハンマーでぶん殴り、侵蝕版は巨大な手で掴んだ相手を叩きつける。敵の精神力を大きく削れるので対人間に有効。 |
電信柱 | HE | 路地の番犬 | 槍で突き上げて電撃を見舞う。オーバークロックで大量の充電を配れる他、嫉妬属性なので中指人格とも相性が良い。 |
一生シチュー | TETH | バジリスープク | 杖を構えて熱々のスープを噴射する。色欲資源が多くなる程威力が上昇する。 |
願いの石 | TETH | 塔右饒 | 石の入った袋を相手にぶつける。出血、麻痺、振動、呼吸のバフ・デバフをばらまくが効果が薄いことが欠点。 |
電気哀鳴 | TETH | 夢見る電気羊 | 電気を帯びた武器で周囲に電撃をばら撒く。嫉妬属性であるが電信柱とは逆の使い方で、充電を消耗すればダメージ量が上昇するため、空間切断のような扱い方をする。ただし精神消耗量が多いためお世辞にもW社人格で使えるものではない。 |
渇望-ミルカラ | WAW | 四百輪の薔薇 | シーズン5パスの目玉E.G.O。攻撃加重値が7、コイン枚数が4コインで全てのコインが破壊不可コインになっているためマッチに負けても強制的に攻撃することができる。 |
関連イラスト
※イラストとしては「DonQuixote」の方が多い。
関連タグ
この先6.5章「ワープ特急殺人事件」のネタバレ注意
正体は都市の怪物「血鬼」の第二眷属。
普段の姿は彼女が履いている靴「ロシナンテ」によって封印されたものであり、ロシナンテを脱ぐと眠っていた血鬼としての本性が戻る。また、ロシナンテを履いている間は血鬼としての記憶はない。
その力は自身に「不敬」をはたらいた第六眷属のカセッティを圧倒する程。
さらにはダンテを見て「約束の時計」と言うなど、謎が多い。
過去
この先7章のネタバレ注意
本来の名前はサンチョ。
生まれたときから一人だったサンチョはあるとき自殺をしようとするが、それを見かねた第一眷属の血鬼ドンキホーテによって血鬼となった。
彼との旅の最中、白い月の騎士バリと出会い、ドンキホーテは決闘と通して彼女と友情を刻み、血鬼と人間が共に楽しく遊ぶ遊園地「ラ・マンチャランド」を設立。サンチョは最初は興味を持たなかったが、二人の話に次第に夢中になっていった。
しかし二人が旅をしている間にラ・マンチャランドは血鬼への劣悪な食糧供給により崩壊しており、サンチョの姉妹にあたる血鬼ドゥルシネーア率いる血鬼達の反乱を受ける。サンチョはドンキホーテからロシナンテを履かされ、強制的にバリの元へ向かわされてしまう。
バリとの旅で「忘却の河 レーテー」を訪れ、その水を飲んだことで記憶を封印し、捨てられた灯台の中で200年間フィクサーの物語に没頭しながら謎の相手と文通を交わしていた。
そして現在、ヴェルギリウスによって発見され、「約束の時計が君の元へと向かう」という言葉を受けてリンバス・カンパニーに入社した。このときロシナンテに書かれた名前を自分のものと勘違いしたため、自らをドンキホーテと名乗った。
7章ではドンキホーテの夢の終わりと始まりが描かれている。
「走れロシナンテ!夢へと至るまで何度でも!」