「僕の手で切り捨てることができれば…。」
プロフィール
出演作品 | Limbus_Company |
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性別 | 男性 |
所属 | LimbusCompanyBus |
囚人番号 | No11 |
元ネタ作品 | ヘルマン・ヘッセ「デミアン」 |
概要
シンクレアとはProject_moon開発罪悪共鳴残酷RPG「Limbus_Company」に登場する主要キャラクターの一人。作中ではLimbusCompanyの一部署である"LimbusCompanyBus"所属囚人の一員として黄金の枝を求め都市を巡るバス「メフィストフェレス」に搭乗している。
人物
「シンクレアです…エミール、シンクレア。あ、番号は、えっと…11番。」
「ダンテさん…本当にその頭でも…どうともないんですか?世界は…今まで通り真っ直ぐ見えているんですか?」
血を見るの事も無い様な生活をしていた様子で、人が死んだりしているのを見ると吐き気を催してしまうほど。
その為戦闘に不慣れで後ろの方にいることが多い。
ただ、ストレスというよりか、怒りが爆発すると普段よりも動きがよくなる。
これにはヒースクリフが驚いていた。
「おちびちゃん」とロージャに呼ばれている。
過去に学校に通っていたことがあり、そこでなぜかマラカス基礎を習っているらしく、とある場所で役に立つ。
義体に関してはあまり良い感情を抱いていない様子である。
容姿
金髪金目の少年で、身長はおおよそ163センチであると推察されている。体格は細め。
LCBの制服であるワイシャツとネクタイにサスペンダーを付けている。ジャケットを着用している。
両の手に黒い手袋を付けている。
初期の得物はハルバードでバス内でのイメージカラーは黄緑。
使用人格
LCB囚人 | 初期から所持している人格。 |
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南部ツヴァイ協会6課 | 星2。黒の丸メガネが似合う可愛い。大切なモノを失う事を恐れている。その為に命を投げ出してもといった発言がある。 |
マリアッチボス | 星2。2章に登場するギャングがモデル。ソンブレロにマラカスと陽気な格好に反して大人しいが、とあるキーワードでスイッチが入り躊躇なく人の頭をカチ割る凶暴性を秘めている。 |
ロボトミーE.G.O::紅籍 | 星2。装備型のE.G.Oを纏った姿。ノースリーブで全身に呪符が張りついている。技術の再現が不完全なのかE.G.Oの悪影響を受けている。 |
奥歯ボートセンターフィクサー | 星2。共に流れ着いた仲間と共にボートセンターを営む。上司の様な腕っぷしも同僚の様な技術力も無いと焦りを覚えている。 |
剣契 殺手 | 星3。人を切る事に喜悦を抱いていることとそれを否定したい自分が正しいのか悩んでいる。 |
握らんとする者 | 星3。3章で示唆される「心を折られ自分で成長することを諦めたイフの姿」。スキルの仕様が特殊だが凄まじい攻撃力を誇る。 |
センク協会4課部長 | 星3。いつもは気弱だが、決闘の際は相手に食らいつく様な剣技で圧倒する。本人が「剣先と相手しか見えない」と言っているあたり、過集中と推測できる。 |
夜明事務所フィクサー | 星3。前作「LoR」に登場したフィクサー「フィリップ」の可能性を秘めた人格。E.G.Oの発現も披露。 |
使用E.G.O
名称 | ランク | 抽出元 | 概要 |
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知識の木の枝 | ZAYIN | シンクレア | 最初から所持。樹木で出来たハルバードで薙ぐ。 |
迫り来る日 | TETH | 終末カレンダー | 先端が円盤になった鈍器を叩きつける。少々口が悪い。 |
一生シチュー | TETH | バジリスープク | 杖を振り回して熱々のスープを広範囲に浴びせる。が、勢い余って大回転し目を回してしまう。 |
提灯 | HE | 妖精提灯 | 敵を木に絡め取り、木ごと切断する。かわいい |
9章2節 | HE | 皮膚の予言者 | 予言書の中から炎を纏う禍々しい斧を取り出し叩きつける |
低いなきごえ | ZAYIN | 泣きヒキガエル | ハンマーから出た雫を纏い、破裂させる。 |
過去
以下LCB3章の内容を含むためネタバレに注意
K社の中でも義体産業が特に発達していたカルフ村の出身。
都市の中でもそれなりに裕福な生活をしていた様子で、翼であるP社から取引が持ちかけられるほど高性能な義体を作る会社の御曹司だった。
当人はあまり義体に対して良い感情を抱いておらず、学校に通っていたが、その学校を卒業後に義体になる事をいいとは思っていなかった。ストレスで爪を噛んで血を流してしまった所にクローマーが現れ、自身の隠していた義体への嫌悪感を現させた。そこから彼女との友人関係が始まる。
その間に学校に転校生としてデミアンが現れ、授業中に彼を見かけた際、その額にとある印を見つけてから彼とも交友関係を結ぶことになる。
ある日クローマーが義体になる事から解放するという条件の代わりにシンクレアの家の地下室を見せて欲しいと言ってくる。何故彼女がそんな事を知っているのか疑問に思ったが、引き止めはせず鍵を使って地下に向かう。
どこかの通気口を通り、辿り着いた地下室に居たのは人ではない何かだった。恐怖に震える彼とは対照的に、クローマーは恐怖ではなく恍惚としていた。しかしシンクレアは耐えきれずその場から逃げ出してしまったのだった。
(確実に明記されていないが、旧L社の収容室に繋がっていた。理由は不明。旧L社が立てたK社支部であると思われる。)
その後、鍵をクローマーに渡したままであった事を思い出して返してもらおうと話しかけると、約束を果たすよと彼女は言う。
クリスマス、聖夜に地下室に行ってしまった事、鍵を勝手に持ち出したことを家族に謝ろうと思ったシンクレアは家に帰るのだが、そこには凄惨な場面が広がっていた。
自身の両親が、姉が、クローマー率いるN社の面々によって惨殺されていた。家族は義体をボロボロに壊されてもなお、微かに機械の音声を流してシンクレアに逃げるように告げていた。
だが、恐怖で動けなくなったシンクレアにクローマーが二枚のコインを預けた。
3章では上記の情報と、クローマーとの因縁と復讐を描いている。