曖昧さ回避
- ヘルマン・ヘッセの小説。
- メイプルストーリーに出てくるキャラクター、本項で解説
- ビックリマン2000 集中豪無編の主人公。→聖魔戦使デミアン
プロフィール
概要
「さあ、狩りを始めようか」
2013年に実装された「ルートアビス」でその姿を現した軍団長。
当初はデーモンスレイヤーの「妹」という設定だったが、初登場時に「弟」に変更された。
兄とは異なり、フォースに恵まれなかった為、魔族の翼は持たない。
キャラクター紹介
軍団長デーモンスレイヤーの弟であり、魔族の父と人間の母の間で生まれた混血魔族。
兄のデーモンスレイヤーより人間の性質が強いため、身体は貧弱である。
暗黒の魔法使いの軍隊がリプレの故郷を襲撃した当時、デーモンスレイヤーは家族が皆殺しにされたと思ったが、デミアンは生き残っていた。
しかしアカイラムによって、「自分が家族の命を奪った」と洗脳されたことから、家族を生き返らせるために暗黒の魔法使いの意に賛同する。
神獣を殺害し世界樹アリーシャをさらうなど、新軍団長として活躍するが、彼の目標は「母親を生き返らせた後、家族みんなで幸せに暮らす」ことだ。
力に対する狂気に囚われた彼の真の能力は、まだ明かされていない。
活躍
デーモンスレイヤーのストーリーにて、オルビスではエリジャーを洗脳、デーモンスレイヤーにけしかける。この時はまだフードで正体が隠されていた。
ルートアビスではルートアビスに結界をかけた後、アリーシャを攫い、バンバン、ピエール、ブラッディクイーン、ベルルムを配置。更にエレヴを襲撃し神獣を殺害した。
ヒーローズ・オブ・メイプルでは(ネタバレ注意)
ACT1ではフリエンや雪帰島のモンスターを汚染させる。これに気づいたエヴァン、アラン、隠月はフリエンを救おうとしたが取り返しのつかない状態だった。これに怒ったアランはデミアンに攻撃したが、デミアンは軽く弾き返す。
「おいおい…落胆させるな…これが英雄と呼ばれる者の一撃か?!!!」
…と一蹴。
デミアンの力は強力であり、今の3人では勝てないとフリエンは警告する。
そして、フリエンはデミアンを道連れにしようと試みた…
雪帰島の洞窟から脱出したデミアンはアリーシャに警告される。
「あなたはすでに残酷なことをしてしまったの。彼らもこれ以上は黙っていないでしょう」…と。
ACT1.5ではリプレのはずれにあるデーモンスレイヤーの実家があった場所で混血魔族の軍勢を一蹴した彼と対峙する。
数百年前、兄が参戦していた時、突然弟の力が覚醒、母親を殺害してしまったことが明かされた。
過ちは繰り返さぬと、彼は軍団長となり、力を手に入れたことも明かされた。
デミアンは誘う。「馬鹿な人間どもに付き合うのはやめて、母さんを生き返らせて、魔族たちの世界を作りあげよう」と。
しかし、兄は拒絶。暗黒の魔法使いの力を受けると、破滅するか狂ってしまう、君は間違った道を歩んでいると。
しかし、デミアンはこう言う。
兄が暗黒の魔法使いに協力したという理由だけでリプレにいた全ての魔族たちはマステリアに追いやられた。
マステリアの法則は力の法則、「生き残るのは強い者のみ」。
魔族同士で争い合い、働かされ、病気になるとゴミみたいに捨てられ、わずかなパン切れで耐えなくてはいけなかった。
過去の過ちを償うのは私一人でいいとデーモンスレイヤーは説得する。しかしデミアンは説得を聞き入れず、「ずっと会いたかったよ、兄さん、俺のことをあまり憎まないでくれ」と言った後、デーモンスレイヤーを制圧。
「魔族の掟、互いの戦いには関与しないこと」
そう言ったデミアンは兄にこれ以上関わるなと告げ、去った。
ACT2では直接登場しないが、アブラクサスの遺跡に魔族兵士達をけしかけた。
終盤、アカイラムと対峙した。アカイラムはデミアンの母親の肉体を数百年も保管していた。
しかし、デミアンは揺るがなかった。
ACT3ではアリーシャにより更なる忠告を受ける。
「他の力を侵食させればさせるほど、デミアンの力は増していく。しかしこのままだと、デミアンの肉体は耐えられない」と。
「デミアンの計画は無謀過ぎる、今なら間に合うからもうやめて」とアリーシャは更に忠告する。
…そして、フレンズワールドに向かった英雄達を利用し、コスミックミュージアムの奥に侵入、超越石を奪取する。
ACT4ではアカイラムに超越石は超越者の力を必滅者の領域に引き下げる石、暗黒の魔法使いを裏切らないのなら、なぜこれを探していたと問い詰められる。
アカイラムはアリーシャを渡せと脅す。しかし、ずる賢いなとデミアンに嘲笑われる。
しかし、数百年前にデミアンが引き取られた時にアカイラムが封印を刻んでいた。
アカイラムは切り札は最後の最後まで隠すべきだと警告する。
そして、デミアンの母親はアカイラムが作った虚像に過ぎないことが明かされた。
そして、数百年前に母親を殺したのはデミアンではなく、全てアカイラムの作品だった。
兄であるデーモンスレイヤーを完璧に没落させる為の道具として、デミアンを引き取ったという目的が明かされた。
世界樹はどこにいるというアカイラムの最後の質問にデミアンはこう言う。
超越石を求めていたのは生命の超越者になる為だと!!
そしてデミアンはアカイラムに最後の質問をする。
「お前の息の根をどうやって止めればいいんだ、アカイラム?」と質問をした後、アカイラムを殺害する。
そして堕落した世界樹の頂上でデーモンスレイヤーと再び出会い、彼はデミアンにマステリアと父親の死の真実を明かす。
父は力を求める実験に反対したが、結局孤立し、死亡する。
魔族が経験した悲劇は過度な力を求めようとしたせいだと、マステリアが荒地になったのも、魔族が故郷を失い流浪の身になったのも全てそのせいだと…
デミアンは結局母親を生き返らすことはできなかった。
デーモンスレイヤーはデミアンを最後まで憎んでいないと言う。
しかしデミアンは何と涙ぐましい兄弟愛だと切り捨てる。
魔族が起こした問題はたった一つ、自分の壁を越えられなかったことだと、超越石の力でデーモンスレイヤーを一蹴した。
そして、デミアンは駆けつけた英雄達と最後の戦いに臨んだ…
「そう、ここまで来た以上、長話は無用だ」
そして死闘の中で、魔剣の力が暴走する。
デミアンは英雄に敗れ去った。
魔剣の中の力がデミアンの力の源だった。
魔剣の中の力は魔族の怨念だった。怨念はエヴァンを飲み込んだ。しかしミルの一言で怨念からエヴァンは脱出した。
怨念はデミアンと一つになっており、怨念を破壊するとデミアンも死ぬ。
それを覚悟した上でデーモンスレイヤーは怨念を破壊し、戦いに終止符を打った。
怨念の破壊と引き換えにデミアンは死亡し、亡骸はデーモンスレイヤーの手で運ばれ、埋葬された…
苦痛の迷宮では(※更なるネタバレ注意)
苦痛の迷宮では真・ヒルラが英雄たちとデーモンスレイヤーに倒されたはずの彼の死霊を現世に呼び戻して使役していた。スウも同様に彼女が使役する死霊として現世に呼び戻されていた。
ボスとして
レベル190以上、ヒーローズ・オブ・メイプルのACT4をクリアすることで挑戦可能。
このブロックバスターの中では英雄職を操作して戦うことになるが、ボスコンテンツとしての彼はどんな職業でも挑戦可能。
魔族の烙印と呼ばれるギミックがあり、デミアンの特定の攻撃を受けたり、時間経過で烙印が溜まり、7つ貯まるとプレイヤーが即死してデミアンのHPが回復、マップを飛び回る剣の本数が増えるという非常に厄介なギミック。
溜まった烙印は遺跡の上でNPC会話キーを長押しすることで解除することができ、いかに烙印を完成させずに戦うかが重要になるボス。
ノーマルとハードの違いはHPの量だけであるためノーマルに慣れており、かつ火力が足りていればハードも難なく攻略できるだろう。