目と思わしき穴は、乾いた血痕と共にがらんどうになっている。にもかかわらず義務を果たそうとしているのか、抱きしめんばかりに腕を広げて立っている。
概要
グロテスクな熊のぬいぐるみの姿をした幻想体。目はくり抜かれて身体は何本もの釘で貫かれており、傷からは血が流れ出ている。
分類はT-04-16-02。危険度はTETH。
釘や綿が散乱する子供部屋のような空間を作る。
敵対個体
痛がるテディ
ストーリー7章で登場。かつてP社支部で管理されていた幻想体だが、ラ・マンチャランドの出現に巻き込まれていた。
幻想体は所持するデバフの数が少ない囚人と優先的にマッチする。
幻想体は戦闘開始時に「おぼろげな記憶」というバフを10持つ。このバフはマッチに敗北する度に減少する。さらには特殊バフ「愛着」を付与するスキルを使用する。愛着を持つ囚人は数値分受けるダメージが大きくなる。
マッチした相手にデバフが存在しない場合は次のターンに特殊デバフ「釘」と「呪い」を付与する。逆にデバフの種類の数がおぼろげな記憶の数値より大きい場合は次のターンに精神力を全回復させる。
判定イベントを成功させると囚人の精神力を全回復させて混乱するのでそこを狙おう。
E.G.Oギフト
名称 | 効果 |
---|---|
こびり付いた杭 | 単一コインスキルを使用して敵へ的中時、対象へ出血威力1を付与して次のターンまで防御レベル減少2を付与。対象が出血または特殊出血状態の場合、効果が強化されて出血威力3を付与。 |
貼り重ねた絆創膏 | ターン終了時、出血を保有した味方のうち最も体力の少ない人格/2名が体力を最大値の5%だけ回復。 |
幻想体情報
全身に釘が刺さっている熊のぬいぐるみの幻想体。幸せなテディの変異体と思われる。
見た目に反して敵対的な行動は取らず、ただのぬいぐるみのように両腕を広げて抱きしめられるのを待っている。しかし体を貫く釘があちこちから飛び出ているので、抱きしめれば釘に貫かれることになるだろう。
"痛がる"という名前に反し、釘が抜けなくても痛そうな素振りは見せない。あるいは見せることができないのだろうか。
E.G.O「呪いの釘」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動すると体中に釘が刺さり、熊耳を生やした(ただしファウストは生えてない)姿に変化。
E.G.O侵食時は彼とほとんど同じ姿になるが、ロージャは操られた姿になる。
E.G.O使用者
関連項目
幸せなテディ:同じく熊のぬいぐるみの幻想体、ただしこちらは危険度はHEで、グロテスクではない。