暗い都市、しかし建物の明かりはきちんとついている。真ん中にある巨大な電気雲から電気を持ってきて使っているようだ。
概要
紫色の電気を放つ雲の胴体を持つ、足の長い羊の姿をした幻想体。
分類はF-01-20-08、危険度(リスクレベル)はHE。
雷が激しい、夜の都市のような空間を形作る。
敵対個体
屈折された夢見る電気羊
初登場は鏡屈折鉄道4号線。
幻想体は「電気」の名を付けられているように充電と麻痺を駆使して戦闘する。こちらのコイン威力を下げつつスキルの威力を上げてくるので長期戦は危険。
幻想体は2ターン目に「発電機」を召喚する。発電機から得られる「対羊電接地プラグ」は幻想体のスキル《接地拒否》とのマッチで勝利すると幻想体にくっつける事が出来る。プラグが三つになると幻想体は充電を全て消費して眠り、混乱状態となる。しかし発電機が出現してからプラグが全てくっつかずに5ターンが経過すると強力な広域攻撃を使用してくる上プラグも全て抜けてしまうので、ごり押しが難しい場合はギミックに従おう。
屈折された発電機
幻想体が生成する機械。
発電機とのマッチに勝利するとプラグを手に入れる事が出来る。しかし同時に麻痺も付与されるのでマッチに余裕を持たせよう。
E.G.Oギフト
名称 | 効果 |
---|---|
夢見る電気羊 | 斬撃スキルまたは嫉妬属性のスキルで敵を倒したとき、該当する味方が次の2ターンの間、斬撃スキル威力+2。嫉妬完全共鳴を発動した場合、戦闘開始時に全味方が攻撃レベル増加2、防御レベル増加2を得る。 |
幻想体情報
雲のような体をした羊の幻想体。空虚な夢の変異体だと思われる。
この幻想体にはケーブルが繋がれており、都市の発電機のような扱いを受けている。幻想体は苦痛を味わっているが、代わりに都市に住むたくさんの者が電気を使えている。
ケーブルを切ると、幻想体は嵐のような鳴き声と共にどこかへ去っていく。電気羊は自由になるが、電力源がいなくなって闇に包まれた都市からは泣き叫ぶ声が聞こえてくる。
逆にケーブルを追加で繋げると、幻想体は更に苦痛の声を上げ、都市の光が激しくなった末、幻想体は力尽きたように眠ってしまう。
E.G.O「電気哀鳴」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動すると毛皮を覆った姿に変化。
E.G.O侵食時はムルソーは彼とほとんど同じ姿になる。
E.G.O使用者
余談
モチーフはフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』だと思われる。