概要
犬の頭部を3つ持つ、電信柱と人間が刺さった獣の姿をした幻想体。
人間は黒く焦げているようだ。
無作為に地面に電信柱が刺さる街のような空間を形作る。
分類はO-02-10-11。危険度はHE。
体に刺さった電信柱には雷が集まり、一定量溜まると強力な技を出せる。
電気が溜まってるため、勿論触れたら感電する。戦闘時では電信柱に攻撃をすると感電感電バフを付与される。
イサンの観測では「黒き狼」と表記されているが、幻想体の名前は全原語"番犬"である。
イサンによると、幻想体は食を求める獣のようにではなく、実験で使われる動物のような存在だと言う。
E.G.O「電信柱」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動すると犬耳が生えた姿に変化し、電気を使用するようになる。
E.G.O侵食時は彼とほとんど同じ姿になる。
E.G.O使用者
余談
3つの犬の頭部を持つことから、『ギリシア神話』に登場する冥界の番犬ケルベロスがモチーフに見える。
他にも電気で動いている点、人の死体を使っていることや複数の狼がくっ付いている点、実験動物だと表現される点などから、フランケンシュタインの要素も入っているとも考えられる。
そのため正確なモチーフは不明だが、鏡屈折鉄道1号線や始まりの鏡でキリスト教に関連すると推測される幻想体 断首魚と共に実装されたり同じ駅に出されたりなど、断首魚もしくはキリスト教などと何か関連性を持っていると思われる。
初期コンセプトアートでは犬の頭部が4つであったり、武器が剣や槍のような案であった。