路地の番犬
ろじのばんけん
雷が落ちる場所から、雷鳴のような鳴き声が響き渡る。
路地の番犬 / 屈折された路地の番犬
初登場は鏡ダンジョン。
幻想体は主に出血や破裂を付与しながらマッチしてくる。部位が頭、人間、胴体、電信柱と多いため1ターンに使用するスキルが多い。
特に重要となるのは電信柱部位。この部位が壊れていない間、攻撃終了時に特殊バフ「雷」を得る。これが5以上になると次のターンから部位毎に1ターンの間「感電」を付与してくる。感電は1ターンの間、被ダメージに数値分の固定ダメージが追加される。
電信柱部位がダメージを受けると雷が減少し感電を付与する。さらに、電信柱部位か混乱するか部位破壊されると雷が0になり、そのターン中幻想体のスキルが全て中断される。
また、たまにサイズが大きい個体が登場する。
鏡屈折鉄道では1号線では通常個体が断首魚とセットで登場する。
黒い3つ首の犬の姿をした幻想体。
幻想体の体に刺さっている電信柱は雷を集める役割を持ち、溜めた電気を利用して攻撃を仕掛ける。上の人影が真っ黒に焦げているように見えるのはそのためだろうか。
観測よると、幻想体は食を求める獣のようではなく、実験で使われる動物のような存在だと言う。
3つの犬の頭部を持つことから、『ギリシア神話』に登場する冥界の番犬ケルベロスがモチーフに見える。
他にも電気で動いている点、人の死体を使っていることや複数の狼がくっ付いている点、実験動物だと表現される点などから、フランケンシュタインの要素も入っているとも考えられる。
そのため正確なモチーフは不明だが、鏡屈折鉄道1号線や始まりの鏡でキリスト教に関連すると推測される幻想体 断首魚と共に実装されたり同じ駅に出されたりなど、断首魚もしくはキリスト教などと何か関連性を持っていると思われる。
初期コンセプトアートでは犬の頭部が4つであったり、武器が剣や槍のような案であった。