CV:伊藤静
概要
第18話で初登場(台詞とシルエットだけなら、第17話)。アーシェス・ネイの配下『鬼道三人衆』の一人。男っぽい言動、一見美少年とも見える格好から、当初は『男』だと思われたが、『炎の剣』での攻撃で鎧を破壊されたことにより、すぐに『女』であることがバレた(最初は男だったが途中から女にしたとのこと)。
男のような出で立ちをしていたのは、「自分より強い男がいなかった」「男なんてひ弱な生き物」「武人に男も女も無い」などと男を見下していたかららしいが、ダーク・シュナイダーから言わせると、それは『自分が女であることに拘っている』からだとか。
呼び出した魔獣コカトリス共々敗れてしまった後、D・Sに解毒という名目で愛撫されてしまうが、しっかり解毒もしていった上に優しい言葉をかけて去っていった彼のことを認め、D・Sに味方したために険悪になっていたシーン・ハリとも和解する。
D・Sの味方になるかと思われたが、その後ダイ・アモンとの戦いで彼に血を吸われてしまい、治療のためにカント寺院へ旅立ち一時離脱となった。
その後『地獄の鎮魂歌編』で再登場。ア=イアン=メイデの侍達やヨーコと行動を共にしていた。
侍の幹部クラスに匹敵する戦力として活躍しているが、同時に、ダーク・シュナイダーに『女として扱われた(エロい事をされた)』ことを、心情的に後々も引き摺っていることが描写されている。原作10巻では一度D・S(らしき人物)に襲われるという内容の淫夢を見ているが、本人曰くそれが初めてではなく「カント寺院で治療中によく見ていた」とのこと。ちなみに鎖で四肢を拘束され、何もできないまま愛撫されるというもの。しかもこの夢の後に本当にD・Sに襲われてしまう……。
作者の萩原氏によると「醤油顔のイイ女」。
能力
彼女は魔法剣士として有能であり、剣術は正統剣術『破裏拳流剣法』を用い、魔法についてはネイから与えられた暗黒魔術系(石化魔法「タラス」や焦熱波(デイオ)、エンチャント(武器への魔力付与)系の魔術を得意としている。
人間関係
結び付きの強い人物としては、主人であるアーシェス・ネイと、同僚であり『血よりも強い絆で結ばれている』と公言していたシーン・ハリが挙げられる。
また、カル=ス配下のランディ・ローズ・シュタイン・ノイバウテンとも旧知の仲であることを窺わせている。
侍マスターのヨシュア・ベラヒアから想いを寄せられている。