狭義の意味におけるOS
ハードウェアとのやり取りを抽象化してアプリケーションに提供するソフトウェア。ライブラリと言われるソフトウェアの機能部品を大量に持っており、アプリケーションはこれを利用するだけでかなりのことができてしまう。
パソコンや携帯情報機器などのほかにも、普段OSの存在を意識しない(あらかじめ機能が固定されており、アプリケーションが動作しない)様々な機器においても使われている。制御装置などではその処理に特化するため、制御する対象向け専用のOSを採用する例もある。
一般的な意味におけるOS
ウィンドウシステムやライブラリ、システム設定ツールやエディタなどの基本ソフトを含んだ操作環境。パソコン用のOS(オペレーティングシステム)には、Windows MacOSX Linux、BSDなどがある。制御機器、たとえば電話交換機などにもOSが使われる。
これらを擬人化したOSたんやOS娘等を指し、OSと呼ぶことも。
現在のOSが一般化する前はMS-DOSやCP/Mといったオペレーティング環境が使われていた。このようなシステムではハードウェアの抽象化が不十分であり、グラフィックスの表示はハードウェアに依存せざるを得ず、ハードウェアの設計が変更されるとソフトやデータの互換性がなくなった。
別の意味
ラジコン用エンジンの有名どころである小川精機株式会社(⇒外部リンク)の略称でもある。ライブスチームも手がけているがウェブサイトのURIは区別するためか異なる(⇒外部リンク)。ただし、この場合は「O.S.」とピリオドがつくことが多い。