韮澤伸次郎
にらさわしんじうろう
「何が早撃ちじゃ、屁こいて寝れるわ」
CV:畑耕平
概要
作中に登場する関西系の巨大極道組織「天王寺組」の戦闘部隊の一つ・城戸派の中心戦力の一人。
人物
敵対組織の人間を捉えて拷問にかけ、口を割らせながらも反故にする形で手にかけている。
意外にも一般人を巻き込む事を控える傾向があり、空龍街のシノギのルートを見せた時に城戸が該当するルート地雷を置く様に提案された時は先にカタギが吹き飛ぶという理由で反対した(最も、暴対法が制定された時代や天王寺組の性質からすれば、カタギに手を出せば警察組織が黙っていないと判断しただろうが)。
能力
日本刀と拳銃を同時に操る実力者。片手で重量のある日本刀を余裕で振るうパワーと相当なスピードで早撃ちできる技量の持ち主。
戦闘部隊の一つでの中心戦力に位置する程の実力者だが、幹部では無いとのこと。
活躍
羽王戦争では舎弟2人を拉致して拷問、理不尽な物言いの末1人を殺害して小峠抹殺に動き出す。韮澤から逃げ切った宇佐美が小峠と合流する前に小峠を強襲する。いきなり小峠の視界を奪い暴言と共に小峠を圧倒。
このままトドメを刺そうとしたその時、通りに一台のタクシーがやってきた。
水差された事に悪態を付きながらもやり過ごそうとしたが、そのタクシーが自分に向かって一気に加速する。
まるで自分を見るや否や、殺しにかかると言わんばかりにタクシーが突っ込んできたのだ。
宇佐美「韮澤ぁぁあああッ!!」
痛めつけながらも逃げ切った宇佐美が何故かタクシーを運転していた事に驚きを隠せなかった韮澤。
ギリギリで反応した韮澤は啖呵を切って避ける体制に入るが、その隙に視力を取り戻した小峠に照準を向けられてしまう。
それでも小峠の銃撃を超反応で躱したのだが、避けた矢先に宇佐美の運転したタクシーに轢かれてしまう。
「ゴォオオオオオオオ!!?」
宇佐美「うぉおおおお!! 死ねぇええエェエエッ!!!」
勢いよく轢き飛ばされた上に地面に叩き付けられたことで内臓は破裂、痙攣してしまった。
マトモに動ける状態ではなくなった所に小峠のチャカを向けられた韮澤は断末魔の叫びを上げながら蜂の巣にされ、果てた。
「クソッタレがあぁぁあアアああアアああッ!!!」
こうして、武闘派集団の中心戦力の一人は敵対する極道を追い込みながらも、自分が逃がした末端の者に取って足元を掬われて最期を迎えた。