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「お前達100点だ」

CV:津田健次郎

概要

公安対魔特異1課所属のデビルハンター。後に合併された特異4課の隊長に就任する。

早川アキ姫野の師匠で彼らに「先生」と呼び慕われている。特異課襲撃の後、サムライソード打倒に備え、デンジパワーの稽古をつける人物として登場した。

人物

年齢は50代。金髪のツーブロックが特徴で、両耳には黒いピアスを付けている。

特に目を引くのは左頬の縫い目だが、これは若い頃に戦闘で口が左耳まで裂けてしまった時のもの。

中国デビルハンターのクァンシとは9年以上バディを組んでおり、彼女にアプローチを続けていたこともある。だが、彼女から女性の方が好きと知らされた後は諦めていた。

性格

悪魔が恐れるデビルハンターは頭のネジがぶっ飛んだ奴」という持論を持ち、好きなことは酒と女と悪魔を殺すことと語る。

その考えから、マトモな状態でデビルハンターは務まらないと常に飲酒して酔っ払うことで頭のネジを外している。

常に無表情で淡々と話す様子から冷たく見られがちだが、根は人情家で仲間思い。彼自身も度重なる教え子の死が強いストレスになっており、酒の量は増える一方である。

若い頃は軽薄な性格で女好き。その当時は「狂犬岸辺」と呼ばれるほど粗暴だった。

また、単行本8巻のおまけでは若い頃の姿が描かれているのでファンは必見。当時は黒髪の美青年で、どこか吉田ヒロフミに似ている容姿である。

前述の通りバディだったクァンシに幾度も言い寄るが、その度に殴られて拒否されていた模様。

戦闘能力

生まれつき力が強く、本人も「最強のデビルハンター」を自称する。

その強さは衰える様子はなく、デンジパワーが知恵を尽くして共闘しても勝てなかった上、クァンシの魔人四人がかりでもまるで相手にならなかった。

その他にも「人類最強」「まともに食らったら死ぬ」と評されるクァンシの打撃を受けても平然としているなど、岸辺自身もかなりの実力を有している。

契約悪魔は「爪の悪魔」「ナイフの悪魔」「針の悪魔」の三体が示唆されているが、具体的な能力などは明かされないまま。

長年に渡るデビルハンターとしての活動の結果、今の体には「契約で支払えるものがほとんど残っていない」らしく、作中では契約する悪魔ではなくナイフや体術で戦っている。

最強のデビルハンターを自称してはいるものの、吉田ヒロフミが護衛任務に対して「自分は3流」と言った時には「なら俺は4流になる」と返していた。

直後にヒロフミは「1流も老いには勝てない」と言っており、若い頃の岸辺は今以上に優秀だったことが窺える。

作中での活躍

バディの死を弔う姫野の回想で初登場。彼女に非情なデビルハンターの心得を語った。

姫野には「毎月バディの墓参りに来てるようじゃ頭のネジは固いままだぞ」と苦言を呈したが、そう言う本人も死んでいった姫野のバディ達の名前をしっかり覚えていた。

その後、デンジとパワーを一人前にするための教官として再登場。

幾度もデンジを「殺し」ながら戦闘の基礎をスパルタ教育し、彼らを一人前のデビルハンターに仕上げた。

しかし、マキマとの会食では「情が移って彼らの死を見たくなくなった」とぼやき、彼女に対しても意味深な敵意を見せる。

「………お前がどんな非道を尽くそうと 俺の飼い犬を殺そうと 人間様の味方でいる内は見逃してやるよ」

その後、前述の通りデンジらが所属する実験部隊「特異4課」の隊長に就任する。

刺客編では一戦力として参加し、クァンシと離れた魔人2名を制圧。

そのまま魔人を人質としてクァンシの引き抜きを試みるが、説得に失敗して戦闘に突入し、ビルから突き落とされた(落下時にナイフで勢いを殺し、なおかつコベニの愛車がクッション代わりとなったため無傷)。

この時には吉田ヒロフミと二人で作戦を練りつつ、旧知であることを窺わせるような会話をしていた。

日常に戻ったアキたちが北海道に墓参りに行く時にはニャーコを預かり、その後「ニャンボちゃん」とあだ名で呼ぶような茶目っ気を見せた。

そして一部最終話ではとある重要な悪魔を回収して日本にあっさり帰国するフットワークの軽さを見せた。