概要
姿三十郎がオーナーを務めるレーシングチーム。資料によっては「姿レーシングチーム」と表記されることもある。
チームメンバーとしてタケル達5人も所属しており、世界F1レースでの優勝を共通の夢に掲げてマシンの開発、それに様々なレースへの参加を行ってきた。作中での描写から、熱心なファンもそれなりについていた模様である。
本作の物語も、彼らがとあるカーレースに参加しているところから始まるが、程なくして地底帝国チューブによる地上侵攻が開始され、彼らのF1チームとしての活動も中途で幕切れを迎えてしまう。
そもそも姿レーシングクラブ自体が、チューブの侵攻に対抗して姿が結成した秘密組織・光戦隊マスクマンの表の顔という位置付けであり、チーム結成の意図もあくまでそこで培われるであろう団結力とチームワークを、戦士として活かして欲しかったというところにあった。言ってしまえばチューブとの戦いの始まりによって、姿レーシングクラブもその役目を終えたこととなる。
とはいえ、レースに賭ける5人の夢と情熱自体は紛れもない本物であり、作中でもスピンクルーザーの改造のくだりを含め、折に触れてそうした彼らの思いについて語られることもある。