概要
1982年1月から1990年6月にかけて、2代にわたって生産・販売が行われ、初代・B11型と2代目・B12型ともにサニーとプラットフォームやボディーシェルを共有したモーター店向け兄弟モデルであった。
当時セドリックやローレルといった上級中型クラス以上の車種をメインに扱っていたモーター店向けの小型車として、前年秋にモデルチェンジされたB11型サニー・セダンをベースに、格子状のフロントグリルやツートーンのボディーカラーなどC31型ローレルをモチーフとした加飾が内外装に施された。
搭載されるエンジンは直4・1.5リッターOHCのE15型で、1983年に1.5リッターターボと1.7リッターOHCのディーゼル車が新たに追加された。
1986年2月に2代目となるB12型にモデルチェンジ、モチーフとなったローレルもC32型に移行したこともあってか、内外装とも先代モデルより上級志向且つ独自色を持つスタイリングとなった。また、搭載されるエンジンには新たに1.6リッターDOHCのCA16DE型も用意された。
1990年6月、スタンザとの統合というカタチで後継モデルとなるプレセアに移行。