概要
『聖闘士星矢』に登場する架空の鎧。
主人公である星矢達『聖闘士(セイント)』が『聖衣(クロス)』を身に纏って戦うのに対し、
この『冥衣(サープリス)』は冥王ハーデスを守る戦士達『冥闘士(スペクター)』が身に纏う鎧である。
冥衣
神話上の悪魔や化物等をモチーフとしており、それらを模したオブジェ形態から分解・変形して冥闘士の身を包む防具となる。
「冥界の宝石のように黒く光り輝く鎧」と称され、ロストキャンバスでも「冥界の鉱物で作られた」との記述がある。
戦士の資格がある者が纏う聖衣や鱗衣とは違い、冥衣は装着者の肉体を作り替えて戦士とするため、冥闘士には修行が必要ないと言われている。むしろ冥闘士そのものが冥衣を動かすためのパーツに過ぎないとも云える。
強度に関しては聖衣や鱗衣の様に階級による明確な差があるか不明だが、少なくとも冥界三巨頭のものでも黄金聖衣よりは劣る様子。
語源
サープリス(surplice)とは、聖職者が身に着ける白い外衣・羽織のこと。