チェソマンガ日和について
実は、藤本タツキ先生の読切「佐々木くんが銃弾とめた」が審査員特別賞を受賞した時の審査員は増田こうすけ先生なのである。
クラウン新人漫画賞 第5回 結果発表ページリンクテキスト
この記事を読む限り、今では誰もが「天才だ」「天才だ」と言う藤本タツキ先生を、初めて公式の場で天才と評価したのは、増田こうすけ先生なのではないだろうか。
20歳という年齢を考えると、天才という言葉がちらつきます。 |
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(記事より引用)
ギャグとホラーは表裏一体とはよく言ったもので、実際、タツキ先生作品のギャグは、ギャグマンガ日和のそれに通ずるシュールさがある。
チェンソーマン10巻の、コベニが何度もこけてその度に死人が増える話なんかは、タッチさえ変えればそのままギャグマンガ日和になりそうな勢いである。
そんな親和性を両作品に見出したため、混ぜてみようと思ったのがきっかけの一つ。
もう一つのきっかけは「なめられ岸辺」(※なめられペリーのパロディ)という題を思いついたことである。どうしてもなめられる岸辺隊長を見たくなったので、自分で描いてみました。
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ちなみに、タツキ先生と増田先生の他の共通点としては、両先生ともに、マキシマムザホルモンのリスナーなことが挙げられる(タツキ先生は雑誌のインタビューで、増田先生は単行本の作者挨拶ページで言及)。
チェソマンガ日和を細々と描いている私、SUNもホルモンの大ファン、通称腹ペコなので、どこか運命的なものを感じずにはいられないのである。