街角などで男子が、面識がない女の子に声をかけて誘うことである。
多くの場合、ナンパの最終目的は「その女の子と肉体関係をもつこと」だが、女の子を相手に「やらないか?」といきなり切り出した場合、断られるに決まっているため、最初はお茶やカラオケや食事などに誘うことから始めるのが一般的である。
サブカルチャーでは美人・美少女キャラがよくナンパされるイメージが強いが、現実では地味な女の子の方が声をかけられやすいというデータがある(美人は既にいろいろな人から声をかけられていて「そういう事」に慣れている可能性が高く、とっつきにくいのである)。黒髪の女の子が髪を染めたら途端に声をかけられなくなった、という話はこういう事情があるためである。
ナンパする場所によって『路上ナンパ』『ストリートナンパ』『ネットナンパ』といった派生語もある。
女の子の方から男子を誘う場合は「逆ナン」と言う。
「ナンパ」の語源は「硬派」の対義語である「軟派」からきている。
そんな語源もあって遊び感覚でやるイメージが強いが、ナンパがきっかけで出会い結婚に至る例も割とある(有名人では千原ジュニア、鈴木亜美など)。