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編集者:BU
編集内容:元の親記事の白紙化、現行タグの解説記事化に伴い、イラストが確認されている本記事の親記事変更

概要

伊集院茂夫シリーズの登場人物。

伊集院の協力者の一人で、彼を「旦那」と呼ぶ。

国内では調達困難な多数の虫を飼育、販売している。初登場時にはムツメスナグモやキノボリジョウゴグモといった毒蜘蛛を調達してきた。

以前の拷問で登場した軍隊アリも、彼の調達によるものと思われる。

毒虫たちを我が子のように可愛がっており、汚物を使用した拷問に毒虫を混ぜた際にも協力し、執行後にちゃんと回収し持ち帰ったことが判っている。

人物

容姿

薄緑のグラデーションがかった着流しを纏う20代と見られる若い男。緑色の長髪をオールバックにし、後頭部の低いところで結っている。前髪は中央から一房、左目を隠すように垂らしている。瞳の色は髪と同じく緑色で、やや垂れ目気味。両目の縁に赤い三角模様がある。

性格

飄々とした掴み所のない怪人物で、外見よりも遥に老成したような雰囲気を纏う。言葉遣いは江戸言葉。自身が飼っている蟲に愛着を持っており、如何なる毒虫や気色の悪い虫であれ、我が子の様に慈しむ。

能力

特殊な家計の生まれで虫と会話が出来るらしい。利平曰く虫達は下衆な輩が嫌いで拷問にも使用する。また音の無い笛で虫を操る事が可能な模様。伊集院シリーズでは蜘蛛百足拷問に使う際に直接登場している。

登場した毒虫

  • ムツメスナグモ

中南米やアフリカの砂漠地帯に生息するクモ。噛まれた部分が壊死を起こす毒性を持つとされる。連続放火殺人犯加納辰巳に対する拷問で使用した。

  • キノボリジョウゴグモ

強力な神経毒を持つジョウゴグモ科のクモ。同種のシドニージョウゴグモについては死亡例も知られている。ムツメスナグモと同じく、加納辰巳への拷問で使用。

  • オオベッコウバチ

アメリカ大陸に生息する世界最大のハチで、「タランチュラホーク」の別名通り幼虫の餌にするためタランチュラを狩っている。ヒトが死に至るほどの毒性は無いが刺されると世界最悪と評されるほどの痛みがあり、標的となった郵便局強盗は苦痛にのたうち回り警察に逮捕された後も苦痛に悶えていた。また、強盗の暴行を受けて髪がボサボサになった佐竹博文もタランチュラと間違えられて刺されている。佐竹が激痛に襲われた様を見て利平はお詫びに特効薬を渡した。

  • パラポネラ

南米アマゾンに生息する蟻の一種。噛まれると銃で撃たれたかのような激痛が走ることから「弾丸蟻」ともいう。刑法39条で罪を逃れた殺人犯「袴田慎二」への拷問で使用。

  • ベトナムオオムカデ

ベトナム等に生息するムカデの一種。性格は凶暴で、作中では人を殺せるほどの毒を持つと紹介されたが、実際はそれほど強くはない。(ただし、幼児の死亡例はある)

パラポネラ同様、袴田慎二への拷問で使用。暗いところに向かっていく習性から耳の穴に侵入させ脳を食い散らかさせた。

  • ペルビアンジャイアントムカデ

世界最大のムカデで、その牙は蛇すらも殺すとも言う。異状性癖を言い訳に通り魔行為を行っていた殺人犯「高柳英寿」への拷問で使用。

  • 蚊、マダニ

世界的に有名な外虫。ペルビアンジャイアントムカデ同様、高柳英寿への拷問で使用。東ヨーロッパやロシアで行われた処刑法で、雪解けの蚊が大量発生する時期に罪人を森の木に縛り付けて全身を痛痒感で覆いつくす。

毒虫のより強い猛毒を手に入れる手法。呪術ともされている。

声優

担当声優は和中や小林などの声を担当している畑耕平

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