概要
吉本興業東京本社（東京吉本）に所属する日本のお笑いコンビ。東京NSC15期生。
同期にマテンロウ、横澤夏子、ニューヨークなど。
メンバー
金ちゃん（きんちゃん 1985年11月6日生まれ ）
ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。黒スーツ着ている方。
旧芸名及び本名:金野 博和（きんの ひろかず）
2017年10月に現在の芸名へ改名した。
坂井 良多（さかい りょうた 1985年12月27日生まれ ）
ボケ担当。立ち位置は向かって左。
スキンヘッドのベビーフェイス。厳つい見た目に反して声が高い。
芸風
厳ついスキンヘッドヒゲ達磨と厳つい黒スーツのヒゲ達磨という、見た目がかなり濃い漫才師コンビである。その強面に違わず、ケンカじみた毒舌漫才やコントを得意としている。
世間に認知された切掛はケンカ芸である。
ほんの些細なことで金ちゃんと坂井が喧嘩を始めるも、喧嘩を止めようと仲裁に入った人物に坂井が先輩後輩関係なしにキレて「うるせぇな！お前、〇〇なんだよ！」と暴言（ただし"案外、的を射た内容"であり、暴言ではあるがアドバイスにもなっている）を吐き、金ちゃんが「本当は思ってないと思うんですけど…」とフォローを入れるように見せかけて、さらにダメ出しして追い討ちをかけるというもの。これまでに、堀内健や新川優愛、加藤浩次、榊原郁恵、羽鳥慎一など多くの芸能人やアナウンサーらが彼らのケンカ漫才の犠牲となっている。
これは二人が本当に喧嘩をしていたときに、インポッシブル蛭川が止めに入ったら、とっさに酒井が「うるせえ! お前は一生昆虫と戦ってろ!」と言ったことがきっかけでこのくだりが生まれた。
ただし、このケンカ芸は諸刃の剣であり、面白いのだが視聴者の心象を悪くする上に人によっては暴言を浴びせられて本気でキレてしまうこともあった。また、俳優、女優やアイドルをイジるとなると、事務所側から内容に対してNGを喰らうこともあり、その際に変更した内容がスベる場合もあった。そのため、コンビの知名度を上げるきっかけにはなったものの、このケンカ芸が鬼越トマホークの芸歴にプラスになったとは必ずしも言えない。当人達も思うところが色々あり、現在はほぼ封印している。
ケンカ芸で注目されて以降は本来のスタンスに立ち返り、芸人の裏事情を笑いを交えつつ暴露したり、面白いが底意地の悪い企画を作ったりと、鬼越にしか出来ない泥臭い笑いを追求している。見た目が厳ついことと笑いの内容がディープなこともあって、30～40代の男性層には大変受けが良い反面、女性ファンはかなり少ないとのこと。
