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概要

カニの一種。本項では近縁のベニズワイガニも解説する。

ズワイガニは十脚目クモガニ科ズワイガニ属ズワイガニ種のカニ。

深海に生息する大型のカニであり、食用のカニとして扱われる。山口県以東の日本海と茨城県以東からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に広く分布する。

地方によりズワイガニの呼び名が異なり、山陰地方の「松葉ガニ」、北陸福井県の「越前ガニ」、石川県の「加能ガニ」等が有名。

また、オスとメスで大きさがかなり違うためそれぞれ違う名前で呼ぶ(松葉ガニとセコガニ等)。

富山以西では毎年11月6日に漁が解禁され、メスは翌年1月1月10日、オスは3月20日まで獲ることができる。

冬の味覚の王様とも言われ、オスのズワイガニは安くても数万、高いと数十万、時には数百万の卸値がつくことも。

そのため日本海沿岸地域では冬の観光資源として重宝している。

ベニズワイガニ(紅ズワイガニ)は十脚目クモガニ科ズワイガニ属ベニズワイガニ種のカニである。

日本海、北朝鮮、ロシアなどで水揚げされる。ズワイガニとの違いはズワイガニは腹側がクリーム色。紅ズワイガニは裏も表も真っ赤である。

主な種類

  • ズワイガニ(メイン画像)
  • ベニズワイガニ

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