群堂みすず
ぐんどうみすず
CV:日高里菜
概要
一人称は「わたし」、二人称は「あなた」。ただしゲスい人物には「アンタ」に変わる。
とてもクールかつ腹黒い性格で一切笑わずいつもムスっとした無表情でジト目をしているミステリアスな女の子。頭の回転が早く要領もいいので二人を昔から手球に取っていた。
腹黒い事を考えたり発言したりする際には、まさにダークネスオーラと見まごうものを発する事が多い。
上記の事からか、コミックス5巻で不良達のリーダーに言葉による脅しでお仕置きする際の様に(その事件の際には言っていないが)、敵対者に「社会的に抹殺するわよ」と脅す事もあるようで、キャロルに「みすずちゃんのマネ」と称してこのセリフを発された事もある。しかもご丁寧に表情まで再現する徹底ぶりで。
智には「男にいっそ性転換したほうがいいんじゃないかしら?」など、的を射たツッコミを遠慮無く入れ、辛辣なことも直球で言うのだが、オトコマエな智は気にしないので、相談役としてよく一緒にいる。
非常にガサツで荒っぽく893言葉を常用する智とは異なり、女性語を常用するほど彼女の女子力は極めて高いなど、智とは良くも悪くも色々な意味で真逆且つ対照的な関係性である。
なんだかんだ言って二人を気にかけている親友(悪友)であり、いつも全力ですれ違いまくることに頭を抱えることもある。「二人で遊んでいいのはわたしだけよ」と公言するなど意地悪な一面はその当て付けとも見て取れる。
幼馴染の二人以外には対応こそ丁重だが興味がなく冷たい。でも純粋な好意や感謝には反応に困ってしまう不器用な一面を見せる。
コミックス6巻での御崎光助先輩とキャロルの決着編では、なぜか御崎先輩がスマホの電話番号を教えた覚えがないにもかかわらず、みすずの方から電話をかけてきた=いつの間にか勝手に番号を調べて把握しているという、何気に恐ろしい事までやってのけている。
直後に人気のない校舎の陰な場所でキャロルに対する真なる気持ちを、得意のブラックジョークを交えてからかいつつも問いただし、自覚させた(例によってか「妹のように大切に思って…」との答えには「そういうのもういいんで」とバッサリ切り捨てたが)。
余談
熱烈なアニメファンならすでにお気づきなのかもしれないが、みすず役の日高里菜氏と智役の高橋李依氏には、意外な共通キャスティングが他作品にもある。
それはズバリプリキュアシリーズである。日高氏はトロピカルージュプリキュアの人魚ローラ・ラメール/キュアラメール役、一方高橋氏は魔法つかいプリキュアの真主人公朝日奈みらい/キュアミラクル役をそれぞれ演じたという実績がある。
同シリーズ内ではあるものの、トロプリとまほプリ故に二人の共演はレギュラー本編では残念ながら果たせなかったが、もし同シリーズの映画やスピンオフ作品でローラとみらいが共演することになったら、当作品のみすずと智のように、ボケる相棒にツッコミを入れる毒舌&腹黒ローラと揉め事を何かと引き起こす男前みらいを拝むことができるだろう。
関連タグ
そうだろうねぇ:コミックス6巻で御崎先輩に「先輩はキャロルのことどう思ってるんですか?」のはっきりした答えの「…そうだよ。僕はあの子のことが好きだ」に対する「でしょうねぇ」の一言が、まさにこれである。