概要
1999年より「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)にて連載された麻雀漫画。
主人公・沖本瞬は大学を中退して本物の麻雀打ちを目指し、強敵たちと戦い成長していく。
オリジナルビデオでの実写化が2回(2001~2002と2010~2011)行われ、連載も20年を越える程の人気を博すも、原作者の来賀が逝去(2022年5月8日)したため、原作ができていた分まで掲載し、一時中断という形になった。編集部としてはなんとか完結させたい意向であり、あえて「未完」ではなく「一時中断」にしたと思われる。
登場人物
沖本瞬「王者の才」
主人公。ずば抜けた才能と運、そしてそれ以上の麻雀への愛で勝負に挑む若き雀士。
ただ、あまりにも高すぎる才能と運に自分自身が振り回される事もしばしば。
小学生のときにIQ195という驚異的な数値を出しているほどの記憶力を誇る(『天牌流麻雀勝利の極意』から)。
谷口隆「悲運の天才」
後述する黒沢の一番弟子にして、沖本の兄貴分。
とある事をきっかけに家業を継ぐ事を決心するが、その直後にかつての勝負を起因とするトラブルから刺殺される。
『天牌外伝』では黒沢のオヒキとして登場。
伊藤芳一「完全頭脳」
黒沢の弟子であると同時に、現役の東大生でボンボン。
沖本をライバル視するようになった事や、付き合っていた恋人の身に降りかかった不幸を起因となり、いわゆる裏稼業の人間と付き合うようになった。
黒沢義明
沖本の麻雀人生に多大な影響を与えた打ち手。代打ちとして卓につく事もあり、裏稼業の人間の間でもかなり有名な存在。
現在は諸々の事情により生死不明の描写が取られているが、定期的に発行される外伝では彼が主人公となっている。
喫煙者で、ピースを1日3箱吸うほどのチェーンスモーカー。2日でボトル一本の割合で飲むほどの酒好き。ブランデー、日本酒、ウィスキーを好む(『天牌流麻雀勝利の極意』から)。
北岡静一
波城久美の打ち手。
三國健次郎
黒流会一番手の打ち手。
山田陽一
黒流会二番手の打ち手。
黒流会三番手の打ち手。