概要
2004年に公開されたドキュメンタリー映画。
監督はフーベルト・ザウパー。
原題は「Darwin's Nightmare」。
湖にはびこる外来種と、それに伴う貧困や治安の悪化などが描かれる。
ただ、「他にも大きな理由がいくつもあるのに、全部外来種のせいみたいに言うのはいかがなものか」という批判もある。
日本公開の際は駐日タンザニア大使から「映画内容は事実と異なる」という抗議が出たことも。
あらすじ
東アフリカにあるビクトリア湖は、かつて「ダーウィンの箱庭」と呼ばれるほどに多様な生態系を誇る湖であった。
しかし、近年はナイルパーチという外来種の巨大魚が急速に個体数を増やし在来種を駆逐しているという。
そんな状況なのに、研究者たちが実状をヨーロッパやアフリカの会議に提出しても無視されてしまう。
それはなぜか?
ヨーロッパにとってもアフリカにとっても、ナイルパーチは食用魚として経済的に重要な存在だからだというのだ。