甲騎

こうき

甲騎とは、中国史における重騎兵の呼び名である。

概要

甲騎とは、中国の歴代王朝が組織した軍に存在した兵種のひとつで、

重装騎兵のことを指す。「衝騎」「鉄騎」とも呼ばれる。

人馬ともに重い鎧をまとい、衝撃力で敵戦列を破壊することが主な任務となる。

五胡十六国時代～隋代においては、当時の貴族制度を背景として、

盛んに編入され、戦場の花形として君臨したが、

隋滅亡後は軽騎兵が重視されるようになり、その編制数を大幅に縮小された。

関連タグ

兵種：騎兵/重騎兵

王朝：晋/五胡十六国時代/隋