黄金仮面
おうごんかめん
1の概要
江戸川乱歩による小説作品のタイトル、及び作中に登場する怪人の名称でもある。怪人二十面相に較べ登場作品は少ないが、明智小五郎の好敵手。
正体はフランスの大怪盗であり、明智との勝負は引き分けとなった。
そして他のお話でそのくだりをもとにした劇に乗じて二十面相が変装したりもしている。
不気味な笑い顔の黄金の仮面というインパクトから、ポプラ社旧版の背表紙に採用されたため、ある年代以上の読者にとっては少年探偵団といえばまっさきに思い浮かべるイメージかも知れない。
2の概要
CV:不明(クレジット上では「?」となっており、あえて伏せられている)
OVA『ウェディングピーチDX』第3話に登場する、はぐれ悪魔。
かつて長らく繰り広げられていた天使界と悪魔界の抗争の最中、天使たちによって地上界(人間界)のある場所へと封印されていた。この経緯から天使界と悪魔界が和解した事を知らず、復活後にある目的のため人間界で暴れまわり愛天使たちと対立する。
※ 以下、ネタバレ
実は天使の封印が解けたのも、復活後に暴れまわったのも、全部川浪ひろみ(ひろりん)のせい。
本編で悪魔ポタモスであった彼女は最終的に悪魔の矜持を棄てて人としての生を享受する事を選んだが、その人間界での活動(生活)資金作りのために目を付けたのが、よりにもよって純金で出来た黄金仮面のマスクであった。
ポタモスであった頃の知識を用いて、目的のブツを手に入れたひろりんであったが、実は黄金仮面はその自らのマスクを用いて封印されていた。封印から叩き起こされたあげくに自らの顔を持っていかれた黄金仮面は激怒。自分の顔を探すために人間界で暴れ狂う事になった。
黄金仮面のマスクは手に入れたものの顔を求める黄金仮面を放置していてはマスクが換金できない、として、この事態に焦ったひろりんは、黄金仮面のマスクの換金のため、黄金仮面を愛天使たちに浄化させる事を企む。
結果的にひろりんの暗躍の果て、愛天使たちにあえなく浄化された。