概要
連邦生徒会の財務室長を担当する生徒。2年生。
真面目な性格らしく、行政官であるリンに対し、周囲から代行の地位を利用して好き勝手に動いていると思われていることを警告したほか、むしろ代行としてキヴォトスの安定に腐心するあまり、寝ていないであろうことを見抜き、注意してもいる。
しかし、最終編冒頭でリンの度重なる独断行動、そしてカヤと先生が居なくなり召集が失敗したことより、ついにリンの不信任決議案が可決されたことを告げ、行政官としての地位から追放してしまった。
その後内憂と手を組んでいたカイザーグループがクーデターを起こし、連邦生徒会を掌握。さらには虚妄のサンクトゥムが出現し、連邦生徒会そのものが機能しなくなってしまった。
リンをカヤと先生の失踪の犯人と目したための行動でもあったが、防衛に役立つ二者が突如として消えたタイミングで行政麻痺を意味する不信任決議案を通したことで、両者を消した対象を止める方法をも放棄しまい、結果論ではあるが、最悪のタイミングで最悪の行動をしてしまったと言えよう。(ただし不信任決議案は役員の半数の賛成がないと発令できないため、決議案採決時に行方不明になっていた役員と、対象のリン以外の10人中、アオイ自身も含めた6人が議案時に賛同を示している。そのためタイミングが悪かったとはいえ、彼女に限らず他の賛同を示した役員はもちろん、代行の業務に打ち込んだために彼女達からの信用を失ったリン当人などにも責任はあり、通達を担ったことで目立っているが彼女のみに責任があるわけではない)
その後第3章で再登場。第2章でリン達が奮闘している間、彼女もリンに緊急事態を伝えようとして連絡を取ろうとしていたようで、連邦生徒会の緊急連絡網での呼び出しを試みていた(通信が遮断されてしまっていたためつながらなかった)。理由こそあれ、勘違いもあって先輩であるリンを追放してしまったことには申し訳なさがあったのか、謝罪している。その後、戻ってこられるかもわからない作戦に向かわねばならないリンから後を託されるが、本人は突然のことで事情もわからないため混乱していた。
その後、エピローグではカイテンジャーと色彩化ペロロジラの戦いで大きな被害を受けたD.U.シラトリ区の復興に当たっているらしい。