概要
CV:堀内賢雄
11月1日生まれ、29歳。身長176cm、体重72kg。
中古家具屋「池屋」の店主を務める元家具デザイナー。
家具と女性を同一視しており、涼しい顔で客やアシスタントの女性を平気で家具にして従わせる外道。しかしデザイナーとしての才能は確かであり、一種の職人気質を感じさせる。ネウロとは出会ったその場で意気投合した。
絵石家由香とは父親の仕事の関係で古くからの付き合いだが、事あるごとに彼女を家具にしようとしているため返り討ちにする事が多いが、それでも彼の事は憎からず思っているらしい様子がうかがえる。
自身が手掛けたデスク「トロイ」を購入した客が次々と不審死し、匿名のタレコミで警察が捜査に訪れる。偶然、店を訪ねに来ていた元弟子の大塚輝希にトロイに仕込んでいたある仕組み(特定の手順で家具の一部が一瞬だけ開閉する)をバラされたことで、容疑者として任意同行されてしまう。
しかし、弥子によって彼の家具にトロイと同じ仕組みがあることとその真意(自身の制作した「女(家具)」に購入者への謝礼のメッセージを伝えるため)を知って無実と確信し、さらに真犯人は彼とトロイに濡れ衣を着せようとした大塚と判明。
ネウロによって大塚は倒されて逮捕されたが、弟子の大塚が自分を陥れようとしたことにショックを受けていた。弥子からは大塚の動機は池谷の才能に嫉妬していてしかもあっさりキャリアを捨てて引退したことに納得いかなかったからと推察しているが、池谷が家具デザイナーを引退したのは、デザイナーとして成長した大塚が作った家具を見て「自分じゃなくても自分好みの家具が作られる」と感じて潮時と悟ったからだという。
その後、自分とトロイの冤罪を晴らしてくれたお礼に事務所のリフォームを手掛ける(諸事情で壁紙は断られた)。そして、新ブランド「トール・イケヤ」を創立し、改めてデザイナーとして再出発する。なお、トロイは事務所で弥子のデスクとして使われるが、不思議と勉強が捗ったり無くした物がいつの間にかデスクの中に入っているなど、彼女(?)なりの恩返しをしている。