ソウエイ
そうえい
「如何に魔王といえども、この糸の束縛より逃れることは出来まい!」
概要
大鬼族(オーガ)の一族のひとり。
青黒い髪に褐色の肌、純白の一本角を持つ。
常に冷静沈着な性格で、隠密行動が得意。
(CHARACTER – TVアニメ「転生したらスライムだった件」公式サイト「08 ソウエイ」より)
大鬼の里からベニマルたちと逃げ延びた生き残り。
無口で冷静な美青年で、後に隠密の能力に目覚める。
プロフィール
種族 | 大鬼族→鬼人族 |
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所属 | 大鬼族の里→テンペスト |
称号 | 妖鬼<オニ> |
担当声優 | 江口拓也 |
人物
大鬼族(オーガ)の青髪の男性。元々、忍の一族の出身。
オークロードの侵略により故郷が壊滅して生き残りと共に命からがらジュラの大森林に流れ着いた後、リムルの提案で蒼影(ソウエイ)と名付けてもらい、鬼人族(キジン)へと進化する。
リムルからは隠密の役職を与えられた。主な役目は諜報活動だが、戦闘も得意。副官であるソーカを筆頭に龍人族(ドラゴニュート)達を部下に持つ。
忠誠心が強く、主(リムル)の命令には逆らわず、戦闘に私情を挟まない冷酷非情な戦いを行う。また、主を貶す発言をするものには容赦せず首を撥ねようとする。
なおテンペスト主催の武闘大会には候補の名前には上がったものの、隠密という立場もあり出場はしなかった(※書籍版)。
能力・スキル
影移動と分身を得意とする他、糸を使って相手を倒す戦法に長ける。
ファルムス王国との戦いの際、リムルから個人回線用の粘糸(のちに「万能糸」へ進化)を持たされており、以来、通信圏内であればリムルの現在地は常時把握出来るという、一部の同胞からすると抜け掛けと看做される特権をこっそり与えられている。
おかげで有事にはリムルとソウエイで直接糸による、迅速な緊急通信が可能になっている。
粘鋼糸(ネンコウシ)
粘着力があり、鋼のように硬い糸を操ることが可能な技。
いくつかの派生技がある。
操糸妖斬陣(ソウヨウヨウザンジン)
敵をいとも簡単に切り裂く。精神体にもダメージを与えることができる。
操妖傀儡糸(ソウヨウカイライシ)
対象の脳内に接続し、操る。
操糸妖縛陣(ソウシヨウバクジン)
糸に魔力を張って相手を捕縛する。
「隠密者(シノブモノ)」
思考加速、隠密、超加速などの効果を持つ。また、意識外からの攻撃力が増すという特性を持つ。
テンペストで開催された武闘会では、このスキルを用いて、スキルの相性が悪いベニマルを追い詰めた。