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フィナ(くまクマ熊ベアー)の編集履歴

2023-04-05 19:27:38 バージョン

フィナ(くまクマ熊ベアー)

ふぃな

ライトノベル「くまクマ熊ベアー」の登場人物。

CV:和氣あず未


概要

異世界転移したクマ、もといユナが最初に出会った10歳の少女。

クリモニアという町に住むごく普通の少女。


……と言いたいところだが、実父のロイはとうの昔に死別しており、母ティルミナと3歳下の妹シュリの母子家庭と決して裕福ではない暮らしをしており、しかもティルミナが不治の病に倒れてしまったため、両親の元冒険者仲間であったギルド職員のゲンツから魔物の解体の仕事を回してもらい、自分が働くことでなんとか生計を立てているという有様だった。


ユナと出会った経緯も、母の薬を買うお金がなかったため、薬草を探しに森に入ったところウルフに襲われそうになったところを助けられており、本来ならここで食い殺されているか、仮に助かったとしても遠からずティルミナが病死し孤児として(最悪ゲンツが引き取る可能性はあったが)幸薄い人生を送るはずだったであろうが、ユナとの出会いですべてが一変する。


解体ができないユナの代わりにゲンツの仲介で魔物解体の専属契約を結んでいる。

さらには危篤状態になったティルミナがユナの魔法で完治し、これがきっかけでゲンツとティルミナが結婚(原作では完治直後にユナが仲介。アニメでは一話分間をおいてからゲンツからプロポーズした)。全快したティルミナが卵販売やレストラン経営などユナの興した事業の事務担当となったことで生活も安定するようになった。

自分を含めた家族の恩人であるユナのことは「ユナお姉ちゃん」と実姉同然に慕っており、プライベートでも仲が良くこれまでは病気で働けなかった母ティルミナとまだ幼い妹シュリのために自分がしっかりしなければと気張ることが多かったようだが、ユナと出会いティルミナが完治してからは年相応の一面も増えてきている。


ユナと行動を共にすることが多いため、庶民であるはずなのに領主クリフの娘ノアール(ノア)をはじめとして貴族や王族とも関わることになるなど、気苦労が絶えないことも。ただ、次第に慣れてきたうえにノアとは個人的に仲が良く、彼女が設立した「クマさんファンクラブ」の副会長に任命されている。

また、王女フローラのためにユナが作った絵本「くまさんと少女」の主人公のモデルに勝手にされている(後に知ったときは恥ずかしさから少し怒っている)。


当人たちは別にそっちの気はないのだが、特にアニメ版第一期最終回ではまるでユナと両想いなように描かれることも

これについてはweb版のアニメ番宣小説(※)でもユナ本人やノアにツッコまれていた。

※神様から贈られたTVでユナ、フィナ、ノアがアニメ版を見るという内容。


解体の仕事について

上記のように生活のために魔物解体の仕事をしていたため、解体の技術は年齢不相応に非常に高くなっており、アニメでは多少描写がマイルドだがユナが作った専用の解体場にて笑顔で巧みなナイフ捌きで解体をする描写がある。

いわゆるファンタジーものでは子供でも働いているという描写はそれなりにあるが(事実、クリモニアの孤児院の子供たちは、ユナが用意した養鶏や料理店の給仕などをしている)、さすがに10歳児が魔物とはいえ動物の死体を解体する仕事をしているというのはこの世界でもまずありえない特殊なケースである。まあ解体作業は現実世界で言うところの魚を捌く板前みたいなものでもあるので。


シアが通っている王都にある学校の学園祭にユナに連れられて行った際に、出し物の一つに魔物の解体を体験するコーナーがあったのだが、学生たちの解体の仕方にダメ出しをした挙句、皆の前で試しに実演したところ、あまりの技術の高さに学生たちが度肝を抜かれるほどだった。


web版の第2部では、王都の冒険者ギルド主催の解体技術を競うイベントに、ギルドマスターの

サーニャの推薦枠で参加することになり、19歳以下の部門に出場。

他の出場者と比べても明らかに若い年齢と、年齢に不相応の解体の腕で参加者はもちろん審査員や観客の注目を集め、入賞こそできなかったものの、満場一致で敢闘賞に選ばれた。


関連タグ

くまクマ熊ベアー


ユナ(くまクマ熊ベアー)

シュリ(くまクマ熊ベアー)

ティルミナ

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