CV：日高里菜
概要
クリモニア領主クリフ・フォシュローゼとその妻エレローラの娘で、シアの妹。通称（愛称）は『ノア』。
初登場時は10歳だったが、後に誕生日を迎えて11歳になっている。
頭にピンク色のリボンを付けた、金髪のふわふわロングヘアーを持つ可愛らしい女の子。母のエレローラと姉のシアは現在王都にいるため、クリモニアで父クリフと暮らしている。
性格は天真爛漫かつ自由奔放な性格で、周りからは母親似だと言われている。基本的には屋敷で使用人たちから社交や勉強などの教育を受けているが、クリフからは「紙で見るだけでなく、自分の目で確かめることも時には必要」としてユナ同伴でクリモニア外へ野外学習に出されることも（なお、行く先々でトラブルに巻き込まれては解決するトラブルメーカーなユナではあるが、ノア同伴の時に巻き込まれるトラブルはなぜか悪徳領主などによる人災が多かったりする）。
ユナがクリフに招かれた際に初めて出会い、それ以来ユナを慕っている。しかしそれ以上にユナの使い魔たるくまきゅうとくまゆるのふわふわもふもふの愛らしさにぞっこんで、事あるごとにくまゆる・くまきゅうと触れ合う機会を狙っているくまさん大好き少女となった。
独自に「くまさんファンクラブ」というファンクラブを作り、その会員第1号兼会長を自称している。
王都の母に会いに行く際にユナに護衛してもらうことになり、その時にユナに連れられたフィナと同年齢ということと同じユナ（&クマ）好きということからすぐに打ち解け、身分を超えた友人となっている。なお、その後フィナはくまさんファンクラブの副会長に任命された。
シーリンの領主の娘であるミサーナ・ファーレングラム（ミサ）とはかねてよりの友人であり、彼女からはノアお姉様と呼ばれている。なお前述の「くまさんファンクラブ」にはミサも巻き込んでいる。
ユナに教えられたことで、簡単な魔法なら使えるようになった。
アニメ版
基本的には、原作・漫画版と同じ天真爛漫な性格だが、一期最終回で、フィナとの距離を感じたユナにアドバイスを送り諭すなど、やや原作よりも大人びた一面を見せることがある。
ただし、これはあくまでアニメ版のノアであって、web版のアニメ番宣小説（※）では、
「これでは、まるで、ユナさんとフィナが恋人同士です！」
と、原作版のノア本人がツッコんでいた。
※神様から贈られたTVでユナ、フィナ、ノアがアニメ版を見るという内容。なお、地球と同じ時間帯に放映され、録画機能はない模様。そのため、リアタイ視聴のために、週一でユナの家でフィナとお泊まり会を出来ることをノア自身は楽しみにしている。
また、ミニアニメ『べあべあべあくまー！』の9話では、キャッチボールで重い球を投げてきたシュリに「この…ガキィィ…！」とドスの効いた声で話す黒い一面も見せている（あくまでミニアニメのオリジナル描写だが、番宣小説でこれを見たユナは「絶対にノアには見せられない」と溢していた）。
なお、アニメ視聴を通してクマの転移門の存在をノアも知ることとなったが、本編のノアはそれを知っている素振りはないあたり、番宣小説の世界線と本編とも繋がりはないものと思われる。
Web版ネタバレ（書籍・コミカライズ勢、アニメ勢注意）
基本的には屋敷で使用人たちから社交や勉強などの教育を受けてるからか、ユナがクリモニア以外の街や旅に行っている間は出番が少ない。
ただし、妖精編にてユナに同伴した際に提出した野外学習レポートでは、とても11歳の少女とは思えない深い観察や考察に溢れた内容を提出したことで、クリフからは「もっと外の世界を知り、知見を広め、今後に活かして欲しい」と感心されたことで、今後は外出のハードルが下がる可能性はある。
また、クマの転移門について知った際には「もし自分が国王だったら…」という国益利用の可能性を述べており、エレローラの血筋を感じさせる高い頭脳を見せていた。
